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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料

2019/5/8 9:21 FISCO
*09:21JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 95008.66 -1.04% 7日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比619.91ポイント安(-0.65%)の94388.75で取引を終えた。95008.66から92749.69まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。米中通商協議への不安が高まっていることが引き続き圧迫材料。また、海外市場の下落も足かせとなった。ほかに、原油価格の下落や国内の経済指標の悪化などが嫌気された。 【ロシア】MICEX指数 2579.75 -0.05% 7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比14.65ポイント安(-0.57%)の2565.10で取引を終了した。2583.18から2556.98まで下落した。 前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、米中通商協議の不透明感が強まっていることや海外市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、弱い経済指標が引き続き圧迫材料となった。 【インド】SENSEX指数 38276.63 -0.84% 7日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比323.71ポイント安(-0.84%)の38276.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.35ポイント安(-0.87%)の11497.90で取引を終えた。 前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。不安定な外部環境を受け、インド株への売り圧力が強まった。国内では、弱い経済指標が嫌気された。4月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の52から51まで低下し、7カ月ぶりの低水準を記録した。 【中国本土】上海総合指数 2926.39 +0.69% 7日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.93ポイント高(+0.69%)の2926.39ポイントと反発した。 米中通商協議の過度な警戒感が後退する流れ。中国商務部は7日、「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官の招待を受け、劉鶴副首相は9~10日の通商会議出席のため訪米する」とウエブサイトに掲載した。また、上海総合指数が前日に5.6%安と急落するなか、政府系ファンドなどの「国家隊」は相場下支えに動く——との見方も広がっている。トランプ米大統領の(対中)追加関税表明を嫌気し、指数はマイナス圏で推移する場面がみられたものの、終盤に入り買い戻す動きが活発化した。 《CS》