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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、海外環境の改善が好感

2019/4/15 9:43 FISCO
*09:43JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、海外環境の改善が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 92875.00 -1.98% 12日のブラジル市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1879.70ポイント安(-1.98%)の92875.00で取引を終えた。94768.18から92516.32まで下落した。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。ブラジル石油公社(PETR3)の急落が指数の足かせに。また、景気の減速懸念なども引き続き圧迫材料となった。一方、海外環境の改善などが指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2559.72 +0.32% 12日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比8.27ポイント高(+0.32%)の2559.72で取引を終了した。2547.00から2569.84まで上昇した。 後半にマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再び買い戻された。海外環境の改善が好感され、ロシア株に買いが継続。また、ブレント原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が継続した。 【インド】SENSEX指数 38767.11 +0.41% 12日のインドSENSEX指数は続伸。前日比160.10ポイント高(+0.41%)の38767.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.75ポイント高(+0.40%)の11643.45で取引を終えた。 中盤にマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。対中貿易赤字が2019年度には大幅縮小されるとの計画が貿易収支の改善期待を高めた。政府は19年の対中貿易赤字を現水準から100億米ドル(約1兆1000億円)を圧縮する計画を示した。また、インド準備銀行(中央銀行)による追加の流動性供給に対する期待が高まっていることなども好感された。 【中国本土】上海総合指数 3188.63 -0.04% 12日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.34ポイント安(-0.04%)の3188.63ポイントと続落した。 主要経済指標の発表を前に、様子見ムードが強まる流れ。中国では来週にかけ、3月の重要経済統計(12日に貿易統計、15日までに金融統計、17日に鉱工業生産や小売売上高など)や、第1四半期GDP成長率(17日)が相次いで公表される予定だ。なお、引け近くに公表された輸出入統計では、輸出の伸びが大幅に上振れ。指数はプラス圏に浮上したものの、程なく失速した。輸入が予想外のマイナス成長に落ち込むなか、内需の弱さが連想された。 《CS》