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概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は3日続落、内需関連の下落が指数の足かせ

2019/4/12 9:31 FISCO
*09:31JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は3日続落、内需関連の下落が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 94754.70 -1.25% 11日のブラジル市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1198.75ポイント安(-1.25%)の94754.70で取引を終えた。95953.90から94173.36まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。内需関連の下落が指数の足かせとなった。景気の減速懸念などが内需銘柄の圧迫材料となったもようだ。また、主要なアジア市場が軟調だったことや、中国の主要な経済指標が翌日に控えるため、慎重ムードも強い。 【ロシア】MICEX指数 2551.45 -1.05% 11日のロシア株式市場は11日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比27.13ポイント安(-1.05%)の2551.45で取引を終了した。2551.45から2587.09まで上昇した。 朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、アジア市場が軟調な値動きを示したことやウクライナとの関係悪化懸念なども指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 38607.01 +0.06% 11日のインドSENSEX指数は小反発。前日比21.66ポイント高(+0.06%)の38607.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.40ポイント高(+0.11%)の11596.70で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にプラス圏を回復した。年内の米利上げが見送られるとの観測を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念がやや後退した。また、米中通商協議の進展なども支援材料。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポートした。FIIはこの日までに5日連続の買い越しとなった。 【中国本土】上海総合指数 3189.96 -1.60% 11日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比51.97ポイント安(-1.60%)の3189.96ポイントと反落した。 戻り売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は今月に入り上昇ピッチを速め、足では約1年ぶりの高値水準で推移していた。中国の経済指標を見極めたいとするスタンスも漂っている。あす以降、3月の重要経済統計(12日に貿易統計、15日までに金融統計、17日に鉱工業生産や小売売上高など)や、第1四半期GDP成長率(17日)が相次いで公表される予定だ。なお、朝方発表された今年3月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の伸びが予想通り前月から加速している。 《CS》