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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は5日続伸、米中通商協議の進展期待が好感

2019/4/4 9:35 FISCO
*09:35JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は5日続伸、米中通商協議の進展期待が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 95386.75 -0.94% 3日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比895.28ポイント安(-0.94%)の94491.48で取引を終えた。96442.31から94124.40まで下落した。 前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。内需関連の下落が指数の下げを主導。景気の減速懸念が高まっていることが売り手掛かりとなったもようだ。一方、指数の下値は限定的。米中通商協議への進展期待などが引き続きサポート材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2532.32 +0.18% 3日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比4.55ポイント高(+0.18%)の2532.32で取引を終了した。2530.90から2549.56まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。米中通商協議の進展期待が好感され、ロシア株にも買いが継続。一方、指数の上値は重い。米国がロシアの銀行やエネルギー、防衛関連の会社に対し、制裁を追加するとの報道が嫌気された。 【インド】SENSEX指数 38877.12 -0.46% 3日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比179.53ポイント安(-0.46%)の38877.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.25ポイント安(-0.59%)の11643.95で取引を終えた。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。弱い経済指標が圧迫材料。3月の日経インド製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.6となり、前月の54.3を下回ったほか、6カ月ぶりの低水準を記録した。また、新規事業の資本支出が大幅に縮小しているとの報告も景気の減速懸念を強めた。 【中国本土】上海総合指数 3216.30 +1.24% 3日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比39.47ポイント高(+1.24%)の3216.30ポイントと4日続伸した。約1年ぶりの高値水準を回復している。 米中通商交渉の合意期待が強まる流れ。外電は3日午前、「通商交渉合意に向けた大半の問題が米中間で解消された」と複数関係者の話を引用して伝えた。両国の政府は3月28~29日、閣僚級の通商協議を北京で開催。4月3日にはワシントンに場所を移し、協議を継続する。 《CS》