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概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日ぶりに反落、足元では高値警戒感が強まり

2019/4/3 9:37 FISCO
*09:37JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日ぶりに反落、足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 95386.75 -0.70% 2日のブラジル市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比667.70ポイント安(-0.70%)の95386.75で取引を終えた。96690.19から94824.94まで下落した。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、2月の鉱工業生産が予想下振れたことや、年金など構造改革の先行き不透明感が解消されていないことなども足かせとなった。 【ロシア】MICEX指数 2527.77 +0.26% 2日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比6.52ポイント高(+0.26%)の2527.77で取引を終了した。2514.55から2532.34まで上昇した。 後半はマイナス圏に転じる場面もあったが、終盤は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善や海外市場の上昇なども買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。 【インド】SENSEX指数 39056.65 +0.48% 2日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比184.78ポイント高(+0.48%)の39056.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.05ポイント高(+0.38%)の11713.20で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。世界景気への不安がやや後退していることが支援材料。3月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI、政府版)は予想を上回った。また、米中通商協議への進展期待が高まっていることも引き続き好感された。ほかに、海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。 【中国本土】上海総合指数 3176.82 +0.20% 2日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.46ポイント高(+0.20%)の3176.82ポイントと3日続伸した。約10カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。 前日までの好地合いを継ぐ。官民で公表された3月の中国製造業PMIがそろって上振れるなか、国内景気の先行き不安が薄らいでいる。市場関係者の間からは、「景気の最悪期は過ぎた」との声も一部で聞かれた。足元の急ピッチな上昇による反動で売られる場面がみられたものの、引けにかけて買いの勢いが再び増している。 《CS》