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概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国景気の先行きを楽観

2019/4/2 9:51 FISCO
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国景気の先行きを楽観 【ブラジル】ボベスパ指数 96054.44 +0.67% 1日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比639.89ポイント高(+0.67%)の96054.44で取引を終えた。95422.88から96751.56まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。世界景気の減速懸念がやや後退していることが支援材料。また、原油価格や海外市場の上昇を受け、資源銘柄を中心に買いが継続した。一方、指数の上値は重い。国内景気の減速懸念が根強いことが圧迫材料。2019年の成長予想は直近5週連続で下方修正されたほか、3月の企業景況感指数もボルソナロ大統領が当選してからの最低水準を記録した。 【ロシア】MICEX指数 2521.25 +0.97% 1日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.15ポイント高(+0.97%)の2521.25で取引を終了した。2498.73から2527.06まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。3月のマークイット・ロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.8となり、前月の50.1を上回った。外部環境では、世界景気の減速懸念のやや後退や、原油価格の上昇などを受け、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米中通商協議の進展期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。 【インド】SENSEX指数 38871.87(+0.51%) 1日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比198.96ポイント高(+0.51%)の38871.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.25ポイント高(+0.39%)の11669.15で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。前営業日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示したことを受け、インド株にも買いが広がった。国内では、インドの鉄道の電気化工事を支援するため、アジア開発銀行(ADB)が総額7億5000万米ドル(約825億円)の資金を支援する計画だとの報道が関連銘柄の物色手掛かりとなった。 【中国本土】上海総合指数 3170.36 +2.58% 週明け1日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比79.60ポイント高(+2.58%)の3170.36ポイントと大幅に続伸した。昨年5月以来の高値水準を回復している。 中国景気の先行きを楽観した買いが続く。3月31日に公表された3月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は、予想(49.6)を大きく上回る50.5で着地した。景況判断の境目となる50を4カ月ぶりに回復している。これより先、李克強首相は28日、「今年に入り中国経済は安定的に推移し、3月は電力消費が2ケタ増となるなど改善が顕著だ」と「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」で演説した。米中通商協議の進展もプラス材料となった。 《CS》