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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が好感

2019/3/29 9:44 FISCO
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 94388.94 +2.70%28日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2485.54ポイント高(+2.70%)の94388.94で取引を終えた。91584.25から94853.69まで上昇した。 小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。利下げ期待が高まっていることが支援材料。また、米中通商協議への進展期待が高まっていることも好感された。このほか、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きが活発となった。 【ロシア】MICEX指数 2492.40 +0.20%28日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比4.92ポイント高(+0.20%)の2492.40で取引を終了した。2482.82から2497.65まで上昇した。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をやや拡大させた。原油価格の上昇が好感、資源の一角に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ問題をめぐり、北大西洋条約機構(NATO)サミット(4月3-4日に開催予定)の間にロシアに対して制裁を追加すべきだとの米政府の発言が警戒された。 【インド】SENSEX指数 38545.72 +1.08%28日のインドSENSEX指数は反発。前日比412.84ポイント高(+1.08%)の38545.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同124.95ポイント高(+1.09%)の11570.00で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速懸念の後退が支援材料。今年のモンスーン(雨季)の降雨量が大幅に増加すると予測されている。モンスーンの降雨量が農村経済に大きく影響している背景はある。農産物の生産高はインド経済に約14%寄与しているといわれている。 【中国本土】上海総合指数 2994.94 -0.92%28日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.78ポイント安(-0.92%)の2994.94ポイントと反落した。 米中協議が気がかり材料として意識される流れ。米中の両国政府は28日、北京で閣僚級の通商協議を再開する(29日まで2日間)。4月3日には、ワシントンに場所を移し協議を継続。知的財産権の侵害など、中国の構造問題が話し合われる見通しだ。一部の米関係者は、「(合意には)なお隔たりが残されている」との認識を示している。 《CS》