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*12:25JST 概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は値下がり、慎重ムードが広がる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数　98903.88　+1.10％ 13日のブラジル株式市場で主要株価指数のボベスパ指数は前日比1075.85ポイント高（+1.10％）の98903.88で取引終了。株価指数のレンジは97464.10−99267.22。 ボベスパ指数の構成銘柄では、49が上昇、16が下落、変わらずは0。コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル（CSNA3）などがしっかりとなった。この日発表された1月鉱工業生産は前月比−0.8％で市場予想を下回ったが、景気回復への期待は持続していることや欧米株高を意識して株価指数は強い動きを見せた。 【ロシア】MICEX指数　2470.61　+0.1％ 13日のロシア株式市場で主要株価指数のMOEXロシア指数は2.36ポイント高（+0.1％）の2470.61で取引終了。日中の取引レンジは2452.09−2470.61だった。 欧州の株高や原油価格の上昇を意識した買いが入ったようだ。英国が「合意なきEU離脱」を回避するとの思惑が浮上したことも株価指数に対する支援材料となったようだ。 【インド】SENSEX指数　37752.17　+0.58％ 13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比216.51ポイント高(+0.58％)の37752.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.50ポイント高(+0.36％)の11341.70で取引を終えた。 アジア主要株価指数は下落して終わっているが、4月からの総選挙での現政権に対する楽観的な見通しからインド株は買いが優勢になっているもよう。銀行株の上昇が目立っている。 【中国本土】上海総合指数　3026.95　-1.09％ 13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比33.36ポイント安（-1.09％）の3026.95ポイントと3日ぶりに反落した。 2カ月ぶりとなる重要経済指標の公表を14日に控え、慎重ムードが広がる流れ。1～2月の各種経済指標（固定資産投資や小売売上高、鉱工業生産など）の報告を前に、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。指数が先週末の急落前水準を伺う動きをみせるなか、戻り待ちの売り圧力も意識されている。 《NH》