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*09:52JST 概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は小幅に値上がり、中国の政策期待が持続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数　94340.19　+0.13％ 7日のブラジル市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比123.32ポイント高(+0.13％)の94340.19で取引を終えた。93728.95から94532.25まで上昇した。 前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、年金改革について、交渉が始まっているとの報道も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米景気の先行き不透明感などが足かせとなった。 【ロシア】MICEX指数　2473.31　-0.70% 7日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比17.40ポイント安(-0.70%)ので取引を終了した。2492.61から2473.31まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。米景気の先行き不透明感が強まっていることが足かせに。また、米中通商協議の結果を見極めたいとのムードが高まっていることも積極的な買いを手控えられた。 【インド】SENSEX指数　36725.42　+0.24％ 7日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比89.32ポイント高(+0.24％)の36725.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.20ポイント高(+0.05％)の11058.20で取引を終えた。 中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。法人減税計画が引き続き支援材料。また、外国人投資家(FII）の買い継続なども指数をサポートした。FIIはこの日までに11日連続の買い越しとなった。 【中国本土】上海総合指数　3106.42　+0.14％ 7日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.32ポイント高（+0.14％）の3106.42ポイントと5日続伸した。約9カ月ぶりの高値水準を切り上げている。 中国の政策期待が持続する流れ。開催中の全国人民代表大会（全人代、国会に相当）では、各種の政策が順次明らかにされるとみられている。全人代に出席する財政部の劉昆部長は7日の記者会見で、「計画中の減税は、世界的に例のない規模となる」と発言。増値税（付加価値税）の引き下げを通じ、製造業などを支援するスタンスを改めて強調した。 《CS》