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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続伸、法人税が引き下げられるとの観測が好感

2019/3/7 9:50 FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続伸、法人税が引き下げられるとの観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 94216.87 -0.41% 6日のブラジル市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比386.88ポイント安(-0.41%)の94216.87で取引を終えた。94889.38から93945.46まで下落した。 前営業日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2019年の成長予想が前週の2.48%から2.30%まで引き下げられた。昨年10-12月期の成長率の鈍化が下方修正の主因だと指摘された。また、国内の構造改革の遅れ観測なども足かせとなった。 【ロシア】MICEX指数 2494.04 +1.13% 6日のロシア株式市場は7日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.81ポイント高(+1.13%)の2494.04で取引を終了した。2467.70から2497.08まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油やニッケルなどの価格上昇に伴う資源大手の業績改善なども対象銘柄の物色手掛かりとなった。外部環境では、米中貿易戦争の終結観測などが支援材料となった。 【インド】SENSEX指数 36636.10 +0.53% 6日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比193.56ポイント高(+0.53%)の36636.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.55ポイント高(+0.60%)の11053.00で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。法人税が引き下げられるとの観測が好感された。国内メディアによると、政府は法人税率を25%まで引き下げることを承諾したという。物品・サービス税(GST)の徴収額が回復していることが背景にある。また、堅調な経済指標も支援材料。2月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)は52.5となり、前月の52.2を上回った。 【中国本土】上海総合指数 3102.10 +1.57% 6日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比47.85ポイント高(+1.57%)の3102.10ポイントと4日続伸した。約9カ月ぶりの高値水準を切り上げている。 全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開催で投資家心理が上向く。5日に開幕した全人代の「政府活動報告」では、大規模な企業減税や各種産業支援策などの景気刺激策が打ち出された。15日までの期間中に、合計13回の記者会見が行われる予定で、これから発表される具体的な政策が注目されている。 《CS》