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*09:39JST 概況からBRICsを知ろう～ロシア株式市場は6日続落、米国がロシアに対して経済制裁を追加するとの懸念 【ブラジル】休場 【ロシア】MICEX指数　2466.23　-0.31%5日のロシア株式市場は6日続落。主要指標のMOEX指数は前日比7.56ポイント安(-0.31%)の2466.23で取引を終了した。2473.76から2458.07まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米国がロシアに対して経済制裁を追加するとの懸念が解消されていないことが引き続き圧迫材料。また、原油相場が弱含みの展開を示したことも指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中貿易戦争の終結観測などが引き続き指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数　36442.54　+1.05％5日のインド株式市場は続伸。前日比378.73ポイント高(+1.05％)の36442.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同123.95ポイント高(+1.14％)の10987.45で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが継続。また、外国人投資家（FII）の買い越しも支援材料となった。FIIはこの日9日連続の買い越しとなった。このほか、米印通商協議について、インドに不利な原案が訂正され、折衷案に切り替えられるとの報道が輸出関連の物色手掛かりとなった。外部環境では、米中貿易戦争の終結観測などが引き続き支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数　3054.25　+0.88％5日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.67ポイント高（+0.88％）の3054.25ポイントと3日続伸した。約9カ月ぶりの高値水準に回復している。 中国の政策に対する期待感が広がる流れ。年一度の重要会議、全国人民代表大会（全人代、国会に相当）は5日開幕した。15日までの期間中に合計13回の記者会見が行われる予定となっているだけに、政策動向が注目される状況だ。李克強首相が全人代の冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、2019年の国内総生産（GDP）成長率目標を「6.0～6.5％」に設定。18年の「6.5％前後」から引き下げられた。製造業を対象に増値税（付加価値税）の引き下げ方針も示されている。 《CS》