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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続落、通貨ルピーの先安感が根強い

2018/10/1 10:48 FISCO
*10:48JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続落、通貨ルピーの先安感が根強い 【ブラジル】ボベスパ指数 79342.42 -0.82% 28日のブラジル市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比657.67ポイント安(-0.82%)の79342.42で取引を終えた。80000.09から78966.99まで下落した。 横ばいで寄り付いた後は売りに押され、引けまでマイナス圏で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、通貨レアルが米ドルに対して反落したこともブラジル株の売り圧力を強めた。一方、大統領選挙に対する期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2475.36 +0.03% 28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比0.79ポイント高(+0.03%)の2475.36取引を終了した。2446.53から2476.86まで上昇した。 マイナス圏で推移した後は引け間際にプラス圏を回復した。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが継続した。また、米国による追加経済制裁の懸念が後退していることも引き続き支援材料。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、前半は利食い売りが優勢となった。 【インド】SENSEX指数 36227.14 -0.27% 28日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比97.03ポイント安(-0.27%)の36227.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.10ポイント安(0.43%)の10930.45で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせとなった。また、通貨ルピーの先安感が根強いことも引き続き圧迫材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2821.35 +1.06% 28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.58ポイント高(+1.06%)の2821.35ポイントと反発した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。 中国の政策に対する期待感が改めて意識される展開。10月から個人所得税の減税が実施され、11月には一部製品の輸入関税が引き下げられるなど、政府は内需の刺激に力を入れている。海外マネーの流入期待も強まる状況。株価指数算出の英FTSEラッセルは27日、FTSEグローバル株式インデックス・シリーズ(FTSE GEIS)のエマージング・インデックスに中国A株を組み入れると公表した。また指数算出の米MSCIは、グローバル指数に組み入れているA株のウエートに関し、大幅な引き上げを検討中と発表している。 《FA》