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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、米国が対ロ追加制裁を延期

2018/9/28 10:42 FISCO
*10:42JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、米国が対ロ追加制裁を延期 【ブラジル】ボベスパ指数 80000.13 +1.71% 27日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1343.97ポイント高(+1.71%)高の80000.13で取引を終えた。78675.69から80106.94まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで約7週ぶりの高値を更新。通貨レアル高の進行が買い安心感を与えたほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。また、10月の大統領選挙に対する期待が高まっていることも好感された。 【ロシア】MICEX指数 2474.57 +1.95% 27日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比47.28ポイント高(+1.95%)の2474.57取引を終了した。2423.14から2474.57まで上昇した。 小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米国がロシアへの追加経済制裁を延期する方針を示したことが好感され、ロシア株に買いが広がった。また、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かりとなった。 【インド】SENSEX指数 36324.17 -0.60% 27日のインドSENSEX指数は続落。前日比218.10ポイント安(-0.60%)の36324.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同76.25ポイント安(-0.69%)の10977.55で取引を終えた。 高く寄り付いた後は売りに押され、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が継続した。また、経常赤字目標を維持するため、政府が一部商品の輸入関税の引き上げを検討しているとの報道を受け、輸入インフレ率の加速懸念が高まった。 【中国本土】上海総合指数 2791.77 -0.54% 27日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.04ポイント安(-0.54%)の2791.77ポイントと反落した。 通貨安の動きが警戒される。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を約1カ月ぶりの元安水準に設定した。米利上げに伴った米ドル高が進むなか、人民元の先安が不安視されている。もっとも、政策期待が根強く、大きく売り込む動きはみられない。中国政府は景気下支えのため、内需の刺激に力を入れている。輸入関税の引き下げが正式決定されたことを受け、企業コストの削減、消費需要の喚起なども見込まれた。戻り待ちの売り圧力も意識される。26日の上海総合指数は反発し、終値ベースで約2カ月ぶりに心理的節目の2800ポイント台を回復していた。 《NH》