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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は小幅続伸、レアル高の進行などが支援材料

2018/9/27 10:16 FISCO
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は小幅続伸、レアル高の進行などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 78656.16 +0.03% 26日のブラジル市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比26.02ポイント高(+0.03%)の78656.16で取引を終えた。78530.18から79460.89まで上昇した。 小幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高の進行が好感され、ブラジル株に買いが継続した。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り材料となった。また、米国市場の下落や米中貿易戦争の激化懸念なども圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2427.29 -0.69% 26日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比16.93ポイント安(-0.69%)の2427.29取引を終了した。2449.42から2421.45まで下落した。 前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。ブレント原油価格の下落が圧迫材料となり、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え、慎重ムードも強い。 【インド】SENSEX指数 36652.06 -0.30% 26日のインドSENSEX指数は反落。前日比109.79ポイント安(-0.30%)の36542.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.65ポイント安(-0.12%)の11053.80で取引を終えた。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。利上げ懸念が引き続き警戒された。景気加速に加え、インフレ率の高止まりを受け、インド準備銀行(中央銀行)が次回の金融政策決定会合では追加利上げを実施すると予測されている。また、通貨ルピーの先安感が根強いことや、外国人投資家の売り越しなども足かせとなった。 【中国本土】上海総合指数 2806.81 -0.58% 26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比25.67ポイント高(+0.92%)の2806.81ポイントと反発した。約2か月ぶりに、心理的節目の2800ポイント台を終値で回復している。 政策期待が強まる流れ。米国との貿易摩擦が激化するなか、中国政府は内需の刺激に力を入れる方針だ。「個人所得税法」の改正など、消費拡大のための施策が相次いでいる。最新の報道では、国家税務総局が専門チームを各省市に派遣し、企業を対象とした各種減税政策の効果を確認する——との情報も伝えられた。海外マネー流入拡大の思惑も高まる。インデックス開発世界大手の英FTSEラッセルは、A株銘柄を国際指数に採用することを決定したと報じられた。27日に正式発表される見込みという。また、指数算出の米MSCIは、グローバル指数に組み入れているA株のウエートに関し、大幅な引き上げを検討していると発表した。 《NH》