マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 5:22:06
9,400,309
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、前営業日の米株式市場の下落を受け

2018/9/11 11:53 FISCO
*11:53JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、前営業日の米株式市場の下落を受け 【ブラジル】ボベスパ指数 76436.35 +0.03% 10日のブラジル市場は小幅に3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比20.34ポイント高(+0.03%)の76436.35で取引を終えた。76114.61.42から77293.01まで上昇した。 高く寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。内需関連の上昇が指数をサポート。一方、通貨レアール安の進行が指数の上値を押さえた。また、米中貿易戦争の激化懸念も足かせとなった。 【ロシア】MICEX指数 2335.85 +0.60% 10日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比14.03ポイント高(+0.60%)の2335.85で取引を終了した。2320.04から2335.85まで上昇した。 おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。資源銘柄への買いが継続したことが指数をサポート。通貨ルーブル安の進行に伴う利益率の拡大期待が高まっている。また、政府が極東地域への投資を促進するため、関連刺激策を検討しているとの報道も支援材料。一方、今週後半に政策金利の発表を控え、慎重ムードが強い。 【インド】SENSEX指数 37922.17 -1.22% 10日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比467.65ポイント安(-1.22%)の37922.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同151.00ポイント安(-1.30%)の11438.10で取引を終えた。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。前営業日の米株式市場の下落を受け、インド株にも売りが先行。また、米金利高を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念も一段と強まった。 【中国本土】上海総合指数 2669.48 -1.21% 週明け10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比32.82ポイント安(-1.21%)の2669.48ポイントと反落した。 米中貿易戦争の激化を警戒。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象に25%の追加関税を課す)が発動される可能性が高まるなか、トランプ米大統領はメディアのインタビューに対し、「2670億米ドルの追加関税を課すこともできる」とコメントした。すでに発動された500億米ドル分と検討中の2000億米ドル分を合わせれば、総額5170億米ドル相当となり、中国からの全輸入品にあたる。中国側の反発も必至だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。 《FA》