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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は3日続伸、海外市場の上昇が好感

2018/8/8 10:47 FISCO
*10:47JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は3日続伸、海外市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 80346.52 -0.87% 7日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比704.24ポイント安(-0.87%)の80346.52で取引を終えた。81742.39から79923.07まで下落した。 前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、弱い経済指標なども指数の足かせとなった。このほか、10月の大統領選挙の混迷が解消されていないことなど不透明な政治環境も圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2312.19 +0.54% 7日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比12.31ポイント高(+0.54%)の2312.19で取引を終了した。2301.21から2320.38まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、企業の配当性向の引き上げなども好感された。一方、指数の上値は重い。米国の追加制裁などが引き続き足かせになった。 【インド】SENSEX指数 37665.80 +0.07% 7日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比26.09ポイント安(-0.07%)の37665.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.35ポイント高(+0.02%)の11389.45で取引を終えた。 前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。不良債権問題の再燃が警戒された。国内メディアはこのほど、国有銀行の不良債権処理について、1兆1000億ルピーから1兆3000億ルピーの追加資金が必要だと報じた。また、大手銀行の業績悪化なども同セクターの圧迫材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2779.37 +2.74% 7日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比74.22ポイント高(+2.74%)の2779.37ポイントと5日ぶりに急反発した。 政策期待が強まる。中国河北省の秦皇島市で、非公式の重要会議「北戴河会議」(共産党の最高指導部や長老らが毎年夏に集まり、今後の政策や党人事を話し合う)がスタートしたもようだ。自律反発狙いの買いが先行。上海総合指数は直近の急ピッチな下落で、約2年5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感が着目された。 《NH》