トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
12/18 15:15
39,081.71
-282.97
NYダウ
12/17
43,449.90
-378.16
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
12/19 1:15:29
16,022,133
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
エレマテック Research Memo(7):中期経営戦略を展開中。重点市場深耕に加え、資本コストを意識した経営を推進
2024/12/18 15:07
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:07JST エレマテック Research Memo(7):中期経営戦略を展開中。重点市場深耕に加え、資本コストを意識した経営を推進 ■エレマテック<
2715
>の中長期の成長戦略 1. 中期経営戦略「エレマテック・プロプラス」の基本方針 同社では、2023年3月まで進めてきた「エレマテックNEXT」に引き続き、中期経営戦略「エレマテック・プロプラス」(2024年3月期~2026年3月期)を発表しており、以下がその概要である。 (1) 外部環境と挑戦課題 同社では、外部環境の動向として、「地政学リスクと内外マーケットの変動」「顧客ニーズの高度化・多様化」「サステナビリティ課題への関心の高まり」「働き方の変化とダイバーシティの伸展」を挙げている。このような外部環境を踏まえて、以下の挑戦課題を掲げている。 a) 成長とリスク分散の観点から日本・中国以外での事業を拡大する ・北米・欧州へのリソース投入 ・ASEANでの調達代行からの脱却 b) 開発部の機能強化と各部門の連携強化、外部資源の獲得を目指す ・取引先軸、商品軸での取り組みの強化 ・中長期トレンドの継続的フォローと投融資の拡大 c) 地球環境への配慮と社会課題解決への取り組みを強化する ・本業を通じたサステナビリティ課題解決への貢献 ・顧客の環境配慮重視を踏まえた仕入先への支援 d) 個々がやりがいを持ち、自己表現できる体制を構築する ・ダイバーシティ&インクルージョンの推進 ・従業員エンゲージメントを高める教育・研修・配属の仕組みづくり (2) 重点施策と定量的目標、重点市場 中期経営戦略の基本方針としては、「前施策は継続進化させ、新中期経営戦略では経営基盤の拡大・強化を進めつつ、ポテンシャル分野に挑戦する」ことを掲げている。これに基づき、以下の4つの重点施策を推進する。 a) 重点施策 (ポテンシャル分野の開拓・深耕として) ・ポテンシャルエリアの本格開拓 ・開発部の機能強化 (経営基盤の拡大・強化として) ・M&A・アライアンスによる顧客基盤・事業領域の拡大 ・サステナビリティと人的資本への取り組み b) 定量的目標と重点市場 定量的目標としては、「2023年3月期から2026年3月期までの当期利益※年平均成長率(CAGR:Compound Average Growth Rate)を10%以上とする」としている。この目標を達成するための重点市場として、「オートモーティブ」「アフターマーケット」「医療機器」の3つを挙げている。 ※ 当初は「経常利益」であったが、IFRS適用に伴い、目標を「当期利益」に変更した。 各種取り組みは着実に進捗中 2. 各種計画の進捗状況 (1) 高付加価値型ビジネスの強化/自動車領域への注力 これまでの部材単体での提案から、モジュール提案による案件の高付加価値化を促進している。具体的な事例としては、自動車領域における新規顧客のEMCフィルター※案件がある。同社の技術力や、専門性の高い品質保証部門・グローバルなネットワークといった強みを活かし、積極的なモジュール化提案を行った結果、案件の大型化・高付加価値化を実現した。 ※ EV車などにも使用される、電磁波干渉を抑制するためのフィルター。 (2) M&A・アライアンスによる顧客基盤・事業領域の拡大 持続的な成長に向け、積極的な投資を推進している。直近では以下の2つのマイナー出資を実行した。 【Esperanto Technologies Inc.】 2024年10月2日にEsperanto Technologies Inc.(以下、ET社)への出資を発表した。同社の強みであるネットワークを活用し、ET社製品の日本での展開を推進していく。ET社は米国シリコンバレーに本社を置くスタートアップ企業で、AI向けRISC-Vベースプロセッサの供給・提供を行っている。日本の先端半導体メーカーであるRapidus(株)と半導体の設計開発で協業している。ET社製品は、低放熱・低騒音の特徴を持ち、高性能を維持しつつ、消費電力を低く抑えられるため、ローパワー稼働が可能になる。 【MEDIROM MOTHER Labs】 2024年10月29日にMEDIROM MOTHER Labs(以下、MM社)との資本業務提携契約の締結を発表した。今後は同社のグローバルなネットワークを活かし、安定的な部材調達のサポートを行う。MM社は、メディロムグループの子会社で、ヘルステック事業を中心に事業展開している。ヘルスケアアプリを利用した体質改善プログラムや、24時間365日充電不要のトラッカー「MOTHER Bracelet」を開発し提供している。介護・流通・デベロッパーなど、BtoB向けに各種ソリューションを展開している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《HN》
関連銘柄 1件
2715 東証プライム
エレマテック
2,389
12/18 15:30
±0(%)
時価総額 101,067百万円
豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。基板やシリコン等の電子材料、コネクタやセンサ等の電子部品、機構部品などを取り扱う。得意先は約6000社。自動車領域に注力。高付加価値型ビジネスの強化等に取り組む。 記:2024/09/02
関連記事
12/18 15:06 FISCO
エレマテック Research Memo(6):2025年3月期は営業活動に係る利益は前期比3.3%増を見込む
12/18 15:05 FISCO
エレマテック Research Memo(5):手元資金344億円、親会社所有者帰属持分比率は61.0%と財務基盤は安定
12/18 15:04 FISCO
エレマテック Research Memo(4):2025年3月期第2四半期の営業活動に係る利益は前年同期比で微減
12/18 15:03 FISCO
エレマテック Research Memo(3):多数の商材・取引先を生かして安定成長を実現。高付加価値型ビジネスを推進
12/18 15:02 FISCO
エレマテック Research Memo(2):電子材料を得意とし国内外に73拠点を擁するエレクトロニクス商社