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BS11 Research Memo(8):新たに「Value4」を策定、重点施策として強力に推進

2024/12/5 14:08 FISCO
*14:08JST BS11 Research Memo(8):新たに「Value4」を策定、重点施策として強力に推進 ■日本BS放送<9414>の今後の見通し 2. 2025年8月期の新たな重点施策 同社は、中長期戦略の中で重点施策を制定している。2025年8月期は、2024年8月期の「Value3」を「Value4」に拡大し、1) コンテンツ価値の向上、2) 「稼ぐ力」の再構築、3) 放送周辺事業の強化と発展、4) 企業価値向上のための戦略的投資、の4つの施策を制定した。「Value3」で実施した施策や実績をベースに、引き続き同社の「6つの力」を強化・実践することで課題への取り組みを強化し、重点施策の達成を目指す。 「コンテンツ価値の向上」については、自社制作番組においては企画段階からテレビ放送後のマルチユース展開を想定した、オリジナル性の高い番組づくりを実行する。番組購入については引き続き費用対効果を意識しつつ、ターゲット視聴者層を惹き付ける番組編成を行う。具体的には2024年10月の番組改編において、7月に特別番組として放送し好評を得た特別番組「鶴瓶のええ歌やなぁ」のレギュラー放送化や、U-NEXTとの共同による新番組「WEEKLYワールドサッカー Supported by U-NEXT ~プレミア・ラリーガ ダイジェスト~」、特別番組では「京都紅葉生中継2024~今昔の文人が愛した絶景~」、「八代亜紀さん一周忌特別番組 あなたが選ぶ名曲集!」、「アニメロサマーライブ2024 -Stargazer- powered by Anison Days」等を今冬放送する予定である。 「『稼ぐ力』の再構築」については、主業の放送事業で収益面のテコ入れを図る。特にスポット収入については通販関連売上の伸び悩みで苦戦が続いていることから、親会社ビックカメラとの協業を強化するほか、営業活動の推進と連携して番組編成を最適化し、売上回復に注力する。 「放送周辺事業の強化と発展」については、コンテンツ価値の向上との相乗効果を活用し、アニメ・配信ビジネスを軸としたイベント等を積極的に展開していく。2024年10月の番組改編においては、話題の新作を含むアニメ関連番組を42作品放送することとした。大人気コミックが原作の「来世は他人がいい」などの新作や、アニソン番組「Anison Days」や、「アニゲー☆イレブン」などの同社の自社制作アニメ関連番組も引き続き放送している。 「企業価値向上のための戦略投資」については、引き続き現在連携する他のメディアやチャネルとのコラボレーション施策を推進するほか、新領域開拓に向けた投資等を積極的に展開する。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《HN》
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ビックカメラ傘下の無料BS放送局。子会社で児童書の出版も。タイム収入は通販枠の強化・拡充により堅調。スポット広告収入が足踏み。アニメ強化に向けた費用増は重し。配当性向4割目安。コンテンツ価値の最大化を図る。 記:2024/07/31