マーケット
9/13 15:15
36,581.76
-251.51
41,096.77
+235.06
暗号資産
FISCO BTC Index
9/14 10:58:52
8,529,331
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

PXB Research Memo(8):市場環境は良好

2024/8/20 15:38 FISCO
*15:38JST PXB Research Memo(8):市場環境は良好 ■フェニックスバイオ<6190>の成長戦略 1. 市場環境 医薬品開発は、病気の原因となっている「タンパク質」を標的とした低分子医薬品や抗体医薬品から、ヒトの「DNA」や「RNA」を標的として病気の原因となる「タンパク質」の合成そのものを抑制するという、より有効性・安全性が高い次世代医薬品(核酸医薬品、細胞療法・再生医療など)へとシフトしている。この流れを、技術革新による「創薬モダリティ(医薬品の作られ方の基盤技術の方法・手段、もしくはそれに基づく医薬品の分類のこと)の変遷」と呼んでいる。 次世代医薬品である核酸医薬品(予防薬、治療薬)の市場は、同社資料(出展:TCPマーケティングリサーチ「2022年 世界の核酸医薬品市場」)によると、2021年~2022年はCOVID-19 mRNAワクチンである予防薬が多くを占めていたが、今後は治療薬の市場規模が拡大(2021年実績3,637億円から2035年には2兆882億円に拡大)すると予測されている。核酸医薬品の開発においては、従来の実験動物では評価が困難という課題があったが、同社のPXBマウスはヒトのDNAを持っているため評価が可能になるという強みがあり、市場開拓余地は大きい。 同社のモダリティ別売上高構成比においては、低分子医薬品が2022年3月期の22%から2024年3月期に17%へ低下した一方で、核酸医薬品は31%から54%まで上昇した。創薬モダリティの変遷により、核酸医薬品が上昇傾向となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SO》
関連銘柄 1件
6190 東証グロース
452
9/13 14:38
-7(%)
時価総額 1,821百万円
キメラマウスを活用した医薬品開発を受託。ヒト肝細胞キメラマウスの作製技術に強み。薬効薬理分野は海外製薬企業の予算見直しなどが響く。マウス販売の大型受注の獲得等により、24.3期3Q累計は受注高が増加。 記:2024/04/14