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PXB Research Memo(4):製品販売に戦略シフト、受注は2023年3月期をボトムとして回復基調

2024/8/20 15:34 FISCO
*15:34JST PXB Research Memo(4):製品販売に戦略シフト、受注は2023年3月期をボトムとして回復基調 ■フェニックスバイオ<6190>の事業概要 3. 分野別・サービスライン別売上高 2024年3月期の分野別売上高は薬効薬理分野が159百万円、安全性等分野が1,556百万円、サービスライン別売上高は製品販売が1,320百万円、受託試験サービスが396百万円だった。安全性等分野の顧客数は海外が前期末比3社減少の38社、国内が同7社減少の59社となった。なお2024年3月期の主要販売先はAlnylam Pharmaceuticals, Inc.(売上高664百万円、全社売上高に占める割合38.8%)だったが、主要販売先は期によって大きく変動する可能性がある。 薬効薬理分野及び受託試験サービスの売上高は、2023年3月期に肝炎関連試験(薬効評価)の大型案件によって大幅増加したが、2024年3月期は海外製薬企業を中心に抗B型肝炎ウイルス薬の開発中止が相次いだため、一転して大幅減少した。一方で同社は、今後の次世代医薬品(核酸医薬品、遺伝子治療等)の開発増加に向けて、戦略的に受託サービスから製品販売へのシフトを進めており、製品販売が増収基調となっている。 2024年3月期の受注高は前期比40.6%増の1,860百万円(海外が同43.8%増の1,581百万円、国内が同24.5%増の278百万円)で、期末受注残高は前期末比57.1%増の714百万円となった。全体として2023年3月期をボトムとして回復基調となっている。海外は安全性等分野におけるPXBマウス販売が増加し、国内は前期の不調から回復傾向となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SO》
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キメラマウスを活用した医薬品開発を受託。ヒト肝細胞キメラマウスの作製技術に強み。薬効薬理分野は海外製薬企業の予算見直しなどが響く。マウス販売の大型受注の獲得等により、24.3期3Q累計は受注高が増加。 記:2024/04/14