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ゼネテック Research Memo(2):ソフトウェアとハードウェアの両面で製造現場の全体最適化ソリューションを提供

2024/6/27 13:02 FISCO
*13:02JST ゼネテック Research Memo(2):ソフトウェアとハードウェアの両面で製造現場の全体最適化ソリューションを提供 ■会社概要 ゼネテック<4492>は、ソフトウェア・ハードウェアの技術及び開発力をベースに、主にエレクトロニクス製品向けのシステム開発、製造業向けエンジニアリング領域における高付加価値ソリューション、特許技術を用いた位置情報サービスを提供する企業である。同社の事業は、システムソリューション事業・エンジニアリングソリューション事業・GPS事業の3事業に大別される。システムソリューション事業では、ソフトウェア・ハードウェアシステム開発事業、ERP導入支援等を行い、エンジニアリングソリューション事業では、3次元CAD/CAMシステム、3Dシミュレーションソフト、製品ライフサイクルマネジメントソフト等販売といった「ものづくり」における最適なソリューションを提供している。また、GPS事業では、震度5以上の緊急地震速報や災害警報に連動し、家族や大切な人の位置情報を自動通知する防災用アプリケーション「ココダヨ」を提供している。同社は創業以来、デジタルテクノロジーを駆使した事業領域を着実に拡大しており、2020年3月に東京証券取引所JASDAQに上場後は、さらなる成長を加速するためのカギとなる人材とソリューションを確保するため、積極的なM&Aを実行してきた。2024年4月には、製造業向けの生産管理システムや制御システムなどのソフトウェア開発に携わる、フラッシュシステムズの全株式を取得し子会社化した。同社が推進しているPLMソフトウェア「Windchill」に知見及び技術を有しており、同製品の導入コンサルティング・運用支援を中心としたPLM事業等におけるシナジー効果が期待される。 同社は「想像力・創造力・技術力を駆使して 安心・安全な社会づくりに寄与するとともに 社会の継続的発展と成長に貢献する」を経営理念として掲げ、1985年の設立以来、顧客満足を誠心誠意追求し、求められる要望に徹底して応えてきた。加えて、「顧客満足度の継続的な向上に努める」「社員の健全で豊かな生活の実現に努める」を経営方針としており、技術基盤強化・新事業創出・営業基盤強化といった中長期的な成長が大きく期待できる企業であると弊社では見ている。 2024年3月期末時点の本社所在地は東京都新宿区、総資産は4,520百万円、資本金は370百万円、自己資本比率は49.0%、発行済株式数11,660,700株である。 同社のロゴマークは、左側のGで形づくる「目に見える円」と、右側の赤い点を中心にした「目に見えない円」による2つの円で構成されている。これは、目に見えない「人の安全・安心」や「作業の効率化」に同社が寄り添う姿、誰もが使う製品の心臓部に同社の技術があることを表現している。加えて、左側の円を物理空間、右側の円を仮想空間として、同社の強みであるデジタルツインも表現している。ロゴマークの青色と赤色は、創業からの伝統色であり、誠実と情熱をそれぞれ表している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司) 《SI》
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時価総額 8,443百万円
組込みソフトと機器の一体型開発が強み。3次元CAD/CAMソフトの販売も。24.3期3Q累計は家電・車載向け受託開発が好調。現場DX向け3Dシュミレーターの販売も伸びて黒字に。通期営業最高益・増配を計画。 記:2024/03/12