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ファインデクス Research Memo(10):事業戦略の進捗は順調

2024/1/15 14:50 FISCO
*14:50JST ファインデクス Research Memo(10):事業戦略の進捗は順調 ■ファインデックス<3649>の成長戦略 2. 事業戦略の進捗状況 2023年12月期第3四半期時点の事業戦略の進捗状況は、ヘルステックビジネスにおいては販売が遅れているものの、医療ビジネスと公共ビジネスについてはおおむね順調である。医療ビジネスにおいては、医療機関へシステムの最適解を提供するコンサルティング部を新設(2023年1月)し、早くも大規模病院の継続案件を受注するなど収益に大きく貢献している。また大規模病院を中心とするクロスセル販売、メンテナンスを含めた包括的なサービス提供、導入コストの低いパッケージ製品の拡販による高利益率化なども順調に進展した。公共ビジネスでは地方自治体での落札が順調であり、月額利用料収入が順調に積み上がる収益構造となりつつある。さらに、導入・案件落札の増加に伴って知名度上昇という効果も見られた。 2023年12月期第4四半期以降の戦略としては、医療ビジネスではコンサルティング業務による医療機関への継続的な課題解決提案、リアルな診療データに関わる新ビジネスの検討、周辺連携に必要なクラウド製品の拡充とブランディング、開発リソースの確保と育成、生成AIの活用などを推進する。公共ビジネスでは大規模案件へのフォーカス、機能追加による顧客の利便性向上、知名度上昇を生かしたマーケティング強化などを推進する。ヘルステックビジネスでは、販売遅れを挽回すべく2023年12月に欧州・中東・アフリカ地域向け「GAP」の出荷を開始したが、さらにインドでの薬事承認の準備、認知度向上を目指したマーケティング活動の強化、パートナー営業の強化・育成、眼疾患の早期発見マーケットの創造、国内外の研究機関とのさらなる研究と論文化などを推進する方針である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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医療従事者が診療業務で使用するシステムの開発・販売を行う。国立大学の7割超が同社の医療システムを利用。視線分析型視野計などのヘルステックビジネス等も。医療システムの総利用ユーザー数は2000施設を突破。 記:2024/07/01