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ネオマーケ Research Memo(4):自社でマーケティングを一気通貫で支援する数少ない企業(2)

2023/12/15 12:44 FISCO
*12:44JST ネオマーケ Research Memo(4):自社でマーケティングを一気通貫で支援する数少ない企業(2) ■ネオマーケティング<4196>の事業概要 4. サービス内容 (1) インサイトドリブン 生活者への定性調査で、インタビューや観察に基づいて潜在的なニーズ(インサイト)を創造する手法である。生活者パネルの中から最適な対象者を抽出し、インタビューや行動観察※を実施することで、数値では計測できない潜在的な意識を明らかにし、コンセプト立案、製品やサービス開発、コミュニケーション戦略に活用する。このサービスの単価帯は300〜800万円である。 ※実際に商品を使用している姿の観察のこと。 (2) カスタマードリブン 生活者への定量調査で、結果を明確な数値(人数や割合)で分析するための調査である。生活者パネルから収集した定量的データを数値化し、市場全体の理解やブランド評価、実施施策の検証に活用できるサービスだ。特長は、収集したデータから顧客起点のプロモーション施策の戦略立案・施策実行までをクライアント企業に提供できる点である。このサービスの単価帯は30~100万円である。 (3) デジタルマーケティング ターゲットのタッチポイントに沿ったデジタルコミュニケーションの戦略策定からクリエイティブ制作、施策実行・効果検証までをトータルにカバーすることで、あらゆるコミュニケーションの課題を解決するサービスである。戦略設計にあたり、生活者起点のデータを基に、Web広告に関する戦略立案から作成・運用・効果検証までを実行する。同社グループのメイン顧客層である製造業にはD2C※支援サービスとして、クライアントに代わって同社グループでECサイトの構築から、Web広告やSNSを活用した集客・運用まで一気通貫で支援している。このサービスの単価帯は月額50~200万円である。 ※自ら企画生産した製品を生活者にダイレクトに販売する手法。 (4) PR ブランドの特長を明確にして 可視化(=リサーチPR)を起点にメディア露出+広告+デジタルを活用しながらリーチを広げていくことを提案・実行するサービスである。認知拡大・ブランディングを目的としたPR支援サービスと言える。特徴的な事例としては、エボークセット※を指標として、クライアント企業の目指すべきブランド像や世界観を、同社グループでメディアリリースを作成し、ターゲットに対してニュースや記事を通じて届けるものである。このサービスの単価帯は100~500万円である。 ※消費者が購買行動前に、購入検討の対象として頭の中に思い出すブランドの組み合わせ。 (5) カスタマーサクセス クライアント企業の顧客に対するカスタマーサポートを軸に、クライアントが提供している商品やサービスを長く利用してもらうように支援するサービスである。解約率の低減、リピート率の向上、アップセル、好意的な口コミの醸成など、クライアントが求める成果を実現するために高品質なカスタマーサポートを行う。沖縄県那覇市と神奈川県横浜市にカスタマーサクセスセンターの拠点を設けており、電話・メールのほか、ZoomなどWeb会議システムによる顧客対応により、サブスクリプションモデルの課金ユーザー離脱防止プログラムにも対応している。このサービスの単価帯は50~100万円である。 5. 取引先クライアント 同社グループは、メーカー企業を中心とした様々な業界の企業を取引先に持つ。メーカーでは、大手メーカーから中小・中堅メーカー企業まで幅広い顧客層へ、商品開発から販売戦略まで幅広いマーケティング支援で継続的に商品やサービスが売れる仕組みを構築している。メーカーの業界は、家電、食品、飲料、化粧品、日用品、ゲーム、アミューズメント、アパレル、自動車など多岐にわたっている。さらに、その他のクライアントとして、広告代理店、シンクタンク、官公庁、地方自治体、大学などもある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《HH》
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独自の生活者パネル調査を活用したマーケティング支援に強み。企業のECサイトの構築、Web広告やSNS活用の支援、PR支援などのサポートサービスを提供。マーケ支援は単価も上がり伸長。人件費増などは重し。 記:2024/08/11