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加藤製作所 Research Memo(10):2024年3月期通期は減益予想据え置きだが上振れの可能性

2023/12/15 12:10 FISCO
*12:10JST 加藤製作所 Research Memo(10):2024年3月期通期は減益予想据え置きだが上振れの可能性 ■今後の見通し ● 2024年3月期通期の業績予想 加藤製作所<6390>の2024年3月期通期の連結業績予想は期初計画を据え置いて、売上高が前期比4.3%増の60,000百万円、営業利益が同4.7%減の1,200百万円、経常利益が同51.8%減の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%減の2,000百万円としている。需要は緩やかに回復基調であるが、一部部品の調達難による主力製品の供給制約を見込んでいるほか、原材料・エネルギーコストなどの不透明感も考慮して、増収ながら減益予想としている。 上期の進捗率は売上高が49.3%、営業利益が66.7%、経常利益が178.2%、親会社株主に帰属する当期純利益が126.1%と高水準である。加えて、収益性重視戦略を推進して建設需要が旺盛な欧米・東南アジアでの拡販、利益率の高いアフター部品の拡販、さらなる原価低減などに注力する方針であること、為替が想定(1米ドル=130円)より円安水準で推移していることなどを勘案すれば、会社予想は上振れの可能性が高いと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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1895年創業の総合建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、路面清掃車、万能吸引車等の製造・販売を行う。国内売上高比率が高い。中国におけるミニショベル事業を見直し。環境対応型建機の国内普及推進。 記:2024/08/06