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日本リビング保証 Research Memo(4):卓越した新商品企画開発力とスピードが企業成長のエンジン(1)

2023/9/28 12:04 FISCO
*12:04JST 日本リビング保証 Research Memo(4):卓越した新商品企画開発力とスピードが企業成長のエンジン(1) ■会社概要 3. 特徴と強み (1) 事業ポジション(立ち位置) 日本リビング保証<7320>では、住宅業界(住宅会社や住宅オーナー)をマーケットに、バックヤード側に損害保険会社(長期保証の保険リスク)、修理・点検協力会社(住宅修理・点検サービス)等と連携できる中立かつ自立した事業ポジションを築いている。 (2) 卓越した商品企画開発力とそのスピード 創業メンバーの「常に20~30%成長する企業にしていきたい。現状維持は停滞と同意」との思いから創業当時から商品開発には相当力を入れていたようである。試行錯誤で新商品開発、市場投入、商品改良と次期商品企画を繰り返してきた。その間には失敗(販売中止の商品)もあったが、新商品を投入し続け、商品に磨きがかかり、業界随一の商品ラインナップとワンストップソリューション体制確立の原動力となった。 新商品開発は、今でも年間5~6テーマを上市するそうである。新陳代謝を促進し、よい商品が生き残る仕組みになっている。 (3) コンサルティングセールスできめ細かい顧客ニーズを吸い上げ、提案型営業を推進 営業本部は約60名の人材を抱えている(全従業員の1/3)。同社の保証サービスの営業には、住宅会社・工務店の経営・業務知識や保険・保証知識が必要で、「(問題解決型)コンサルティングセールス」の素養が求められる。どちらかというと、経営コンサルティングに近いものがある。顧客の悩み(ニーズ)と自社の商品・サービスを調べ尽くして、ニーズに最も適合する自社のサービスやソリューションを提案する。 営業担当者は、顧客資産数千社(マンションデベロッパー、住宅会社、工務店等)を中心に、新規顧客開拓(新築需要)を進め、顧客がどういう悩みで同社のサービスを利用し、それらをどう解決したかを継続的にフォローする専門部署を設けてフォローアップ営業にも取り組んでいる。 (4) ワンストップソリューション 同社は金融(電子マネー発行、決済システム等)、オペレーション(点検サービス、メンテナンスサービス等)、保証(修理保証、資産価値保証等)を組み合わせたカスタマイズ性の高いスキームで、ワンストップソリューションを提供できることが最大の強みである。 また、住宅分野のアフターサービスで、各種ソリューションをフルラインナップし、ワンストップで提供できる点においても同社の優位性が発揮されている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) 《AS》
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住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」やアフター業務支援サービス等のHomeworthTech事業が柱。住宅領域以外の長期保証サービスの提供等も。メディアシークと株式交換による経営統合で基本合意。 記:2024/07/04