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フォーバル Research Memo(4):2024年3月期第1四半期は、DX関連各種サービスの拡大等が貢献し大幅増益

2023/9/22 13:34 FISCO
*13:34JST フォーバル Research Memo(4):2024年3月期第1四半期は、DX関連各種サービスの拡大等が貢献し大幅増益 ■業績動向 ● 2024年3月期第1四半期の業績概要 フォーバル<8275>の2024年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比9.8%増の14,328百万円、営業利益が同150.8%増の446百万円、経常利益が同74.9%増の532百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同329.6%増の253百万円となり、堅調な増収とともに大幅な増益となった。 売上高に関しては、中小・小規模企業におけるDX推進の機運の高まりを受けてアイコンサービスなど各種サービスが順調に拡大したことなどにより、前年同期比9.8%増となった。フォーバルビジネスグループの売上高は、同15.6%増となり、F-Japan戦略を積極的に推進したことなどによりアイコンサービスやハード機器販売などが順調に推移した。フォーバルテレコムビジネスグループは、新電力サービスが減収となった影響で売上高が同5.5%減となった。総合環境コンサルティングビジネスグループでは、太陽光発電システムやLED販売が増加し、売上高は同74.7%増と復調が顕著となった。その他事業グループでは、セミナーやIT技術者の派遣事業が増加したことにより売上高は同6.7%増となった。 利益に関しては、売上総利益が前年同期に新電力サービスの仕入価格上昇の影響を受けた反動もあり658百万円増(前年同期比14.4%増)となった一方で販管費の伸びが抑制され、営業利益が同150.8%増となった。同社は例年第4四半期に利益が集中する傾向にあったが、アイコンサービスをはじめとするストック型のサービスビジネスモデルへの転換が進行していること、総合環境コンサルティングビジネスグループの黒字化、新電力の仕入れ問題の解決などにより、2024年3月期は第1四半期から各利益が好調である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YI》
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IP統合システムや情報セキュリティなどの情報通信コンサルティング、経営コンサルティングを手掛ける。中小・小規模企業などが顧客。可視化伴走型経営支援は自治体案件などが拡大。M&A活用で事業拡大図る。 記:2024/06/17