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Jストリーム Research Memo(2):企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開

2023/6/5 13:02 FISCO
*13:02JST Jストリーム Research Memo(2):企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開 ■事業内容 1. 会社概要 Jストリーム<4308>は、企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開し、インターネットで動画を配信するための各種ソフトウェアやネットワーク、様々なノウハウを提供している。主力サービスは、動画配信に必要なすべての機能を装備する動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、及び大量のアクセスにも対応可能なCDN※サービス「J-Stream CDNext」である。いずれも自社で開発・構築したサービスで、デバイス・環境を選ばずに高速かつ安定して大量に配信することができる。また同社は、一般企業には難しいと言われる「ライブ配信サービス」も提供しており、医薬業界を中心に高い評価を得ている。そのほか、動画などのコンテンツ制作やコンテンツを配信するためのWebサイトやシステムの制作・開発・運用なども行っている。 ※CDN(Content Delivery Network):動画などのコンテンツをインターネット経由で効率よく配信するために最適化された分散型ネットワークのこと。サーバーを分散することで大量のアクセスに耐えることができる。 ISDN※1が先進的とされていた1997年に、同社は世界で初めてインターネットを利用したストリーミングによる動画や音楽の配信を行うことを目的に、トランスコスモス<9715>、国際電信電話(株)(現KDDI<9433>)、(株)NTTPCコミュニケーションズ、米Progressive Networks ,Inc.(現Real Networks ,Inc.<RNWK>)の出資により、「リアル・ストリーム株式会社」として設立された。その後、Webや動画の制作、システム開発といった新たなサービスを追加して利便性を高めるとともに動画配信のパイオニアとして常に最新の技術を取り入れ、最先端のソリューションを提供できる体制を作り上げてきた。近年、あらゆるデバイスがインターネットを通じて高速でつながり、5GやXR※2といった最新技術が加速度的に進化するなど、インターネット周辺の環境が著しく進化している。そこへコロナ禍が重なって動画を利用したコミュニケーションが活性化し、動画配信市場は急速に拡大した。現在、アフターコロナへ向けて市場は一時的な調整期にあるが、中長期的に力強い成長が期待されている。同社は、今後も最先端の動画ソリューションを提供し、動画を利用したコミュニケーションの活性化に貢献することで、「もっと素敵な伝え方を。」というコーポレートメッセージを体現する考えである。 ※1 ISDN(Integrated Services Digital Network):統合デジタル通信網。 ※2 XR(Cross Reality):VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)など現実と仮想世界を融合して新しい体験を作り出す技術の総称。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《AS》
関連銘柄 3件
4308 東証グロース
376
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 10,549百万円
企業向け動画配信プラットフォームを提供。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。EVC領域(医薬)は足踏み。24.3期3QはOTT領域が増収。専門チャンネルの運用・保守業務等が順調。 記:2024/02/04
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9715 東証プライム
3,270
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 159,556百万円
大手アウトソーシング会社。デジタルマーケティングやECに加え、コンタクトセンターや企業の業務支援などを展開。アウトソーシングサービスの多様性に定評。コロナ関連業務の反動減もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04