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ODK Research Memo(4):教育業務と証券・ほふり業務が主力。システム運用の構成比が9割以上(2)

2023/6/2 13:04 FISCO
*13:04JST ODK Research Memo(4):教育業務と証券・ほふり業務が主力。システム運用の構成比が9割以上(2) ■ODKソリューションズ<3839>の事業概要 4. 一般業務(医療関連サービス、カスタマーサポート関連サービス、人材育成サポート関連サービス) 一般業務は、これまで培ってきたデータ処理ノウハウを生かした新規分野のサービスとして、医療関連サービス、カスタマーサポート関連サービス、人材育成サポート関連サービスを展開している。 医療関連サービスは、(株)ファルコバイオシステムズ(2016年8月に業務・資本提携したファルコホールディングスの事業会社)の臨床検査関連システム運用業務、医療システム用タブレット製品の販売・アプリ開発などを展開している。 カスタマーサポート関連サービスは、SaaS提供事業者向けにカスタマーサクセスオートメーションツール「pottos(R)」を提供している。既存ユーザーのヘルス状況(サービス利用状況)を通して解約予兆の把握が可能になるほか、カスタマーサクセス担当者の業務進捗を管理する機能や、ヘルス状況に応じて既存ユーザーにメールやポップアップ通知を配信して自動アプローチできるなどの機能がある。SaaS市場は拡大基調のため、早期のポジション獲得に向けて拡販を推進している。2021年1月には「Salesforce Sales Cloud」とのデータ連携をノーコードでの設定が可能となる新機能を開始した。また2022年4月には、カスタマーサクセス関連の新サービスとして「collabble(コラブル)」β版の提供を開始した。SNSのように気軽なコミュニケーションによって情報価値を高め、プロダクト価値の共感・共創や顧客ロイヤリティの向上を実現するコラボレーションツールである。 人材育成サポート関連サービスは、2022年7月にクシムから事業譲受したeラーニングプラットフォーム「SLAP」「iStudy(R) LMS」の提供、及びeラーニング教材の開発・販売を展開している。大学横断型受験ポータルサイト「UCARO(R)」とのシナジー創出に加えて、eラーニング・オンデマンド学習・企業研修に関するトータルソリューションの提供を目指す方針としている。 5. リスク要因・収益特性 情報システム産業における一般的なリスク要因としては、企業のIT投資抑制、受託開発案件の不採算化、技術革新への対応遅れなどがあるが、同社の場合はシステム運用(情報処理システムのアウトソーシング)を主力としているため、受託開発の不採算化リスクが小さい。一方で、情報セキュリティ、個人情報保護、品質管理などへの対応がリスク要因となるが、国際認証規格精度「ISO/IEC27001」などを取得してセキュリティマネジメントに取り組んでいる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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独立系ITサービス企業。学校入試システムでは入試に関わる全業務を一括受託。機密性の高い大量データ処理に定評。システム開発及び保守は売上好調。臨床検査システムの開発等が増加。24.3期3Qは損益改善。 記:2024/02/24