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不二精機 Research Memo(2):精密金型事業と射出成形事業の2事業を展開(1)

2023/4/4 14:32 FISCO
*14:32JST 不二精機 Research Memo(2):精密金型事業と射出成形事業の2事業を展開(1) ■会社概要 1. 会社概要 不二精機<6400>は、1955年3月、初代代表取締役社長の伊井幸雄(いいゆきお)氏が個人企業「三協金型製作所」として創業、1965年には大阪市生野区に精密プラスチック金型の製造及び販売を目的に、不二精機(株)として設立した。その後、高精度精密プラスチック金型の製造を専業とし事業拡大した。特に1995年にはCD(コンパクトディスク)プラスチックケース用精密金型の量産タイプを開発し、売上が急拡大した。その後の日本の金型市場の縮小に対応し、2001年にアジアでの生産拠点としてTHAI FUJI SEIKI Co.,LTD.を設立し、グローバル展開により海外連結子会社の設立を加速し、自動車・2輪向け精密成形品事業を中心に事業拡大を行ってきた。また、2019年12月期にグループ化した秋元精機工業(株)は、板金プレス部品、インサート成形部品製造を展開しており、今後は鈴鹿新工場を拠点に電気自動車(EV)関連部品向けに金属と樹脂が一体となった金属端子やコネクタ部品なども手掛けていく。 同社グループの従業員は758名(2022年12月末時点)となっている。射出成形用精密金型及び成形システム事業においては松山工場と中国常州工場(118名)を拠点とし、精密成形品その他事業については上海(65名)、タイ(127名)、インドネシア(316名)の3海外生産拠点と秋元精機工業(19名)で事業展開している。同社単体の従業員数は108名、このうち松山工場が8割を占め、国内営業拠点として本社、関東営業所を合わせて2割程度となっている。また高知県宿毛でCAD・金型部品工場を立上げ中で、2023年1月より仮稼働を始めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) 《YI》
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自動車用精密成形品が柱。精密金型は医療機器用・食品関連に強み。24.12期は自動車生産回復を追い風に成形品、金型の増販を想定。だが将来を睨んだEV関連新製品の開発投資に伴う費用増を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/11