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ソフィアHD Research Memo(2):経営基盤再構築と収益力向上に取り組む

2023/1/17 14:52 FISCO
*14:52JST ソフィアHD Research Memo(2):経営基盤再構築と収益力向上に取り組む ■会社概要 1. 会社概要 ソフィアホールディングス<6942>は、ICTと医療周辺事業の融合を目指すテクノロジー企業である。企業理念に「ソフィアグループは、たえずお客様のニーズを先取りし、先進的なITサービスによる新しい価値の創造を通して、社会貢献する事を目指します。」を掲げ、グループシナジーを生かした「医療に特化した安心・安全・高品質のICT」を成長戦略として推進している。 同社は2017年11月に(株)E-BONDホールディングスの完全子会社である(株)アイソプラ(2020年6月に社名を(株)アレクシアに変更)と資本業務提携し、アイソプラが公開買付によって同社株式1,453,000株(取得時の議決権割合66.38%)を取得した。2018年2月にE-BONDホールディングスと業務提携したことにより、経営主体が変更した。その後、2018年10月にE-BONDホールディングスが第三者割当増資を引き受けたことにより、2023年3月期第2四半期末時点のE-BONDホールディングスの議決権所有割合は、アレクシアが所有する54.1%を合わせて72.7%となっている。経営主体が変更したことにより、2019年3月期からは経営基盤再構築と収益力向上に取り組んでいる。 E-BONDホールディングスは、調剤薬局を中心とした医療関連事業及び臨床検査受託事業を展開するグループを形成しており、同社はE-BONDホールディングスから調剤薬局及びその周辺事業の運営に必要なノウハウ・人材等の提供を受けている。同社の飯塚秀毅代表取締役社長は、2017年12月に執行役員、2018年2月に取締役を経て、2020年6月に代表取締役社長に就任した。 2023年3月期第2四半期末時点の本社所在地は神奈川県横浜市港北区、総資産額は7,676百万円、純資産額は2,007百万円、資本金は2,358百万円、自己資本比率は26.2%、発行済株式数は2,737,720株(自己株式48,950株を含む)となっている。 2. 沿革 1975年8月に(株)ソフィアシステムズを東京都千代田区神田駿河台に設立し、2007年4月に会社分割による純粋持株会社への移行により商号を(株)ソフィアホールディングスに変更した。また、2020年12月に、本社を現在の神奈川県横浜市港北区に移転した。 株式関係では、1988年12月に株式を日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録、2010年4月には大阪証券取引所JASDAQに上場した。その後、2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行している。なお、2011年10月に、株式の所属業種を「電気機器」から「情報・通信業」に変更した。 3. グループ構成 2022年3月期第2四半期末時点のグループ構成は、同社(純粋持株会社)及び連結子会社18社となっている。主要な連結子会社は、インターネット関連事業ではソフィア総合研究所(株)(以下、SRI)、(株)サイバービジョンホスティング(以下、CVH)、(株)アクア(以下、AQA)、(株)ソフィアテック(以下、STE)、通信事業ではソフィアデジタル(株)(以下、SDI)、調剤薬局及びその周辺事業ではルナ調剤(株)となっている。なお、SRIは2021年4月に(株)ニシムラ事務機から事務用品販売事業・クリニック開設支援事業(クリニックや薬局向けの内装施工、オフィスサプライの販売等)を譲受した。また、Sophia Asia-Pacific,Limited(香港)は2021年7月30日、(株)エムオーは同年12月22日をもってそれぞれ清算結了、(株)RetailXは2022年3月1日付で全株式を譲渡し関係会社から除外した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《NS》
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ソフィア総合研究所、ソフィアデジタル、ルナ調剤等を傘下に収める持株会社。調剤薬局の運営、システム開発・保守・運用、MVNO中心の情報通信サービス等を手掛ける。M&A等による新規事業開拓、事業領域拡大図る。 記:2024/10/14