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エレマテック Research Memo(6):マーケット別では、3分野すべてで増収

2022/12/14 15:36 FISCO
*15:36JST エレマテック Research Memo(6):マーケット別では、3分野すべてで増収 ■エレマテック<2715>の業績の動向 (2) マーケット別状況 Digital Electronicsは54,848百万円(前年同期比13,273百万円増、同31.9%増)となったが、主に車載用が好調であった液晶、タッチパネル(TP)、バックライト(BL)が7,156百万円増、電気・電子部品、半導体が2,116百万円増であった。またテレビ用を中心とした黒物家電向けも1,596百万円増となった。 Automotiveは自動車生産の回復に加えて新規採用品(EV関連部材等)が寄与したことから16,912百万円(同3,753百万円増、同28.5%増)となった。 Broad Marketは、51,406百万円(同14,479百万円増、同39.2%増)となったが、主にドライブレコーダーが堅調であったことからアフターマーケット向けが同8,748百万円増、スポット案件を獲得した重電、車両制御向けが1,561百万円増、自動販売機向け新規案件獲得などにより産業機器向けが1,064百万円増となった。 (3) 地域別状況 地域別売上高(決算短信ベース)は、日本が65,800百万円(前年同期比36.3%増)、中国が29,801百万円(同22.9%増)、その他アジアが19,361百万円(同29.2%増)、欧米が8,204百万円(同98.6%増)となった。日本が増収となったのは、主に自動車向けが堅調であったことによる。中国は、電気・電子部品関連に加えてTOY・ホビー向けが比較的好調であったことから増収となった。欧米では、主に欧州での自動車向けが回復したことなどから増収となった。 セグメント利益は、日本が3,038百万円(同72.8%増)、中国が1,807百万円(同114.3%増)、その他アジアが885百万円(同17.8%増)、欧米が236百万円(同601.2%増)となり、すべての地域で増収・増益となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《SI》
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豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。基板やシリコン等の電子材料、コネクタやセンサ等の電子部品、機構部品などを取り扱う。得意先は約6000社。自動車領域に注力。高付加価値型ビジネスの強化等に取り組む。 記:2024/09/02