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サイジニア Research Memo(4):2023年6月期第1四半期の営業利益は実質収益改善かつ超過達成

2022/11/15 17:04 FISCO
*17:04JST サイジニア Research Memo(4):2023年6月期第1四半期の営業利益は実質収益改善かつ超過達成 ■業績動向 1. 2023年6月期第1四半期の業績概要 サイジニア<6031>の2023年6月期第1四半期の業績は、売上高491百万円(前年同期比26.9%増)、営業損失61百万円(前年同期は6百万円の損失)、経常損失63百万円(同6百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失40百万円(同1,171百万円の損失)となった。損失が増加した要因としては、前年同期にZETAの前年同期(2022年5月期第1四半期)業績が含まれていないことが理由で、ZETAの前年同期業績を加えた実質業績は26百万円の大幅増益となっている。また、特にZETAが好スタートを切ったため、2023年6月期第1四半期業績は予算を超過達成した。 新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)第7波が続くなか、行動制限緩和により国内経済活動は正常化に向かうと期待されたが、一方でウクライナ情勢や急激な円安の進行、原材料価格やエネルギー価格の高騰などが重なり、依然として先行き不透明な状況が続いている。同社の事業領域である国内BtoC-EC市場は、利便性の向上や非接触ニーズの高まりから拡大傾向にあり、「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2021年の市場規模は20.7兆円(前年比7.4%増)、EC化率は8.8%(同0.7ポイント上昇)と堅調に推移した。コロナ禍前の2019年との比較でも市場規模は拡大しているようだ。このような市場環境の下、同社は商品認知の向上を目的に各種イベントに参加するなど販促を強化したほか、BtoC-ECのCXソリューションである「ZETA CXシリーズ」などのサービス拡大に注力した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《NS》
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デジタルマーケティングソリューション事業を展開。CX改善サービス「ZETA CXシリーズ」などを手掛ける。旧社名はサイジニア。ZETA HASHTAGが成長中。中計では27.12期売上高36億円目標。 記:2024/10/12