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アイナボHD Research Memo(5):中期経営計画の目標は、2022年9月期に営業利益率2.8%

2022/6/28 16:15 FISCO
*16:15JST アイナボHD Research Memo(5):中期経営計画の目標は、2022年9月期に営業利益率2.8% ■中長期の成長戦略 アイナボホールディングス<7539>は、2022年9月期を最終年度とする第3次中期経営計画を推進している。同社は2022年9月期に売上高900億円、営業利益率2.5%を掲げていたが、コロナ禍の影響を踏まえて目標を売上高800億円、営業利益率2.8%へ修正した。ただし、営業利益の目標(2,200百万円)は変えていない。現時点での2022年9月期の予想営業利益は2,150百万円となっているが、前述のとおり上方修正の可能性があることから、この目標が達成される可能性も高いと思われる。また現在、次の中期経営計画を策定中で、2022年末までには発表される予定だ。 第3次中期経営計画の達成に向けて、以下の4ヶ条の重点施策を推進している。 1) 重点商材の対応 •サッシ・サイディング商材充実 •新商材の拡販(ビルダーズパネル) •空調設備機器 2) 施工管理能力の向上 •工事管理者の確保(外国人高度人材・新卒採用・中途採用) •施工研修センターの活用による教育 •工事管理ツールの活用促進 3) プロセスの標準化・効率化 •グループ各社の業務プロセス標準化 •多様な働き方の実施(テレワーク・フレックス出勤等) 4) 物流網の再構築 •首都圏・関西圏物流の最適化によるコストダウン ■株主還元策 配当性向は30%を目途に安定配当を継続 同社は株主還元策として基本的に配当性向30%を目途としている。2021年9月期の年間配当は36円、配当性向は31.8%であった。2022年9月期についても、前期同額の年間配当36円予想(中間配当18円、期末配当18円予想)、配当性向は26.4%予想となっている。同社は今後も安定した配当を続けていくとしている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
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アベルコを中核とする持株会社。戸建住宅向けタイル、石材、住宅設備、衛生機器等の販売・工事を行う。サッシ、サイディング、空調機器等が重点商材。積極的なM&Aにより、営業エリア・商材・施工力の補完図る。 記:2024/09/02