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DDHD Research Memo(8):コロナ禍からの段階的な回復により、黒字転換を見込む

2022/6/10 15:18 FISCO
*15:18JST DDHD Research Memo(8):コロナ禍からの段階的な回復により、黒字転換を見込む ■業績見通し 1. 2023年2月期の業績見通し 2023年2月期の連結業績予想についてDDホールディングス<3073>は、売上高を前期比68.6%増の32,628百万円、営業利益を524百万円、経常利益を903百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を522百万円と、コロナ禍からの段階的な回復により黒字転換を見込んでいる。 まん延防止等重点措置(2022年1月21日~3月21日)が解除されて以降、総じて回復基調にあるものの、新たな変異株の懸念や行動様式の変化等による影響を慎重に判断し、既存店売上高はコロナ禍前の約70%台の水準を見込んでいるようだ。また、コロナ禍からの本格的な回復は下期に入ってからと想定している。 損益面でも、売上高の一定の回復に加え、これまで取り組んできた損益分岐点の引き下げ効果により、黒字転換を見込んでいる。 2. 弊社の見方 弊社では、新たな変異株の懸念を含め、先行きの不透明感に対しては引き続き慎重に判断すべきと考えているが、コロナ禍の収束を前提とすれば、既存店売上高の想定(コロナ禍前の約70%台の水準)に無理はないと評価している。また、収益体質の強化により、損益分岐点が引き下げられていることから、売上高の回復とともに営業利益の黒字化も十分に視野に入ってくるであろう。ただ、下期に入ってからの回復を見込んでおり、下期偏重になっているところには注意が必要である。2023年2月期については、まずは既存店の回復がもっとも重要なテーマと見ており、特にアフターコロナに向けた客足の戻りに注目すべきであるが、中長期的な視点からはポートフォリオの拡充(新規マーケットやサービス等)に向けた動きや、その具体的な成果にも注意を払う必要がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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