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No.1 Research Memo(7):23年2月期も引き続き過去最高益を更新する見通し

2022/5/26 15:17 FISCO
*15:17JST No.1 Research Memo(7):23年2月期も引き続き過去最高益を更新する見通し ■業績見通し 1. 2023年2月期の業績予想 2023年2月期の業績予想についてNo.1<3562>は、売上高を前期比13.1%減の12,094百万円、営業利益を同14.8%増の980百万円、経常利益を同10.5%増の968百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同10.7%増の589百万円を見込んでおり、引き続き過去最高益を更新する見通しである。なお、売上高が減収となっているのは、収益認識基準の適用によるものであり、その影響を除くと前期比0.6%増と増収を確保する想定となっている。 なお、実質的な売上高(収益認識基準適用前)の伸びが緩やかなのは、前期の売上高がアレクソン製品の急激な伸びなどにより計画を上回ったことから、その反動や不確実性の高い外部環境などを慎重に判断していることが理由と考えられる。もっとも、注力する「No.1ビジネスサポート」を中心とするストック型ビジネスについては、前期に取り組んだ体制強化を軌道に乗せ、着実な伸びを見込んでいるようだ。 利益面でも、高付加価値商品の拡充やストック収益の底上げにより営業増益となり、営業利益率も8.1%(前期は6.1%)に上昇する想定となっている。 2. 弊社の注目点 弊社でも、コロナ禍の長期化や半導体不足、物価上昇による影響など、不確実性の高い外部環境については慎重に見ておく必要があるものの、前期に取り組んできた「No.1ビジネスサポート」の体制強化などにより、ストック型ビジネスの比重の引き上げが着実に進んできたことから、同社の業績予想は十分に達成可能であると見ている。特に、前期業績の伸びをけん引したアレクソン製の高利益率商材の拡販に加え、顧客ニーズに対応したマーケットイン型の新たな商材の開発が、業績の上振れ要因となる可能性にも注意が必要であろう。今後もM&Aや業務提携等を含め、サービスラインナップの拡充によるストック型収益の強化に注目したい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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