マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 8:25:48
9,844,944
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

CACHD Research Memo(6):財務基盤充実を経て、資本効率重視へと舵が切られた財務戦略

2022/5/12 16:06 FISCO
*16:06JST CACHD Research Memo(6):財務基盤充実を経て、資本効率重視へと舵が切られた財務戦略 ■業績動向 2. 財務状況 財務体質の安全性を計る代表的な指標の推移を見ると、自己資本比率が前期末57.0%から2021年12月期末65.1%、流動比率が同226.9%から2021年12月期末245.6%、ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債(プラスはキャッシュ超過))が同7,455百万円から2021年12月期末7,854百万円となり、いずれも一段と向上している。 ここ数年、CAC Holdings<4725>は取得簿価が低いリクルートホールディングス<6098>(以下、リクルート)の株式を継続的に売却し、財務基盤を充実しつつM&Aや事業構造改革を遂行してきた。とりわけ、2019年12月期には資本効率向上等の観点もあって一気に2,000千株を売却(総額5,970百万円、売却益5,291百万円)したものの、続く2020年12月期の売却株数は150千株にとどまり、2021年12月期には売却そのものが行われなかった。 つまり2021年12月期における財務体質の向上は、オーガニックな収益成長と経営資源の集中(CRO事業譲渡)という事業活動の結果であった。そして、今後の成長戦略を支える財源としてリクルート株(2021年12月期末の保有株数1,719千株、評価額11,984百万円)を温存できたことは注目に値するだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 前田吉弘) 《EY》
関連銘柄 2件
1,980
4/18 15:00
+12(%)
時価総額 40,671百万円
CACグループは国内および海外でシステム関連事業を展開。国内では東京都内およびその近郊を中心に子会社6社でビジネスを行う。海外では、金融機関など顧客の海外拠点でのITサポート業務を中心とする、米国、英国、中国の子会社と、オフショア拠点としての中国拠点、現地の企業をグループ化したインド子会社とインドネシアに事業拠点を持つ子会社あわせて14社で事業展開。 記:2024/02/13
6,312
4/18 15:00
-118(%)
時価総額 10,704,900百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22