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東京通信 Research Memo(4):「Digital Well-Being」を目指して企業価値を高める

2022/3/17 15:14 FISCO
*15:14JST 東京通信 Research Memo(4):「Digital Well-Being」を目指して企業価値を高める ■東京通信<7359>の事業概要 3. 経営方針・経営戦略・コーポレートガバナンス 1) 経営方針 同社グループは、「Digital Well-Being」を“デジタルを通して得られる安らぎ”と定義し、「楽しむ(Enjoy)」「繋げる(Connect)」「体験する(Experience)」という価値観のもと、人々の心を豊かにするサービスを創造し、中長期的な企業価値の向上、持続的な成長の実現に向けて、既存事業の拡大と新規事業開発に取り組むとしている。 2) 経営戦略 「Digital Well-Being」による企業価値の向上と成長に向け、同社グループはインターネットメディア事業におけるハイパーカジュアルゲームアプリ等のグローバル展開やプラットフォーム事業におけるスキルシェア市場での事業拡大を成長ドライバーと位置付ける。 インターネットメディア事業については、マス広告に比べてターゲットを絞った効率的な広告配信等を望む広告主をターゲットとし、スマートフォン向けの無料アプリメディアを企画・開発し、アプリ内の一部スペースを広告枠として、広告の出稿を希望する広告主へ提供することで広告収入を得る事業を展開する。主力である国内向けアプリは、広告配信方法の改善を継続し、運用本数の増加を行う。グローバル市場でのハイパーカジュアルゲームアプリでは、潜在的ユーザーに対して広告接触する機会を作り、新規ユーザーの獲得及び広告収益の拡大を狙う。 プラットフォーム事業は、2021年12月期 第2四半期に電話占い「カリス」を運営するティファレトの連結子会社化により開始した新しい事業である。同社グループのITマーケティングを活用して「カリス」の集客の強化を図るとともに、機能拡張とシェア拡大を目指し、オンライン鑑定の機能面の強化(動画鑑定対応)を企画・検討中である。電話占い「カリス」のノウハウを転用した恋愛相談サービスやアパレル商品を中心に取り扱うライブコマース事業も計画している。 インターネット広告事業では、大きく伸長する動画広告市場において、従来から対応してきたアフィリエイト広告(成果報酬型広告)の運用とともに2019年12月期より取り組んでいる運用型広告の対応を引き続き強化する方針である。 その他の区分では、投資事業において短期的な成果の追求ではなく、中長期的な視点で各投資先企業の状況に応じて対応する。ソリューションセールス事業、スキルオン事業及び新規事業開発は、まだ試験的な取り組み段階であり、新たな事業の創出及び育成に注力する。 各セグメントでの施策に加えて、同社グループ全体で「既存事業の強化」「新たな収益の柱の構築」「事業ポートフォリオの拡大」に取り組む。経営陣の有する「経営・事業ナレッジ」を最大活用しながら事業創造及び戦略投資をすることで、持続的成長の実現に向けた積極的な事業活動を計画的に推進する。 3) コーポレートガバナンス 同社グループでは、コーポレートガバナンスを企業価値の向上を目指す会社の基本機能として位置付けている。経営環境の変化に対する迅速な対応、経営の透明性の確保及び健全な倫理観に基づくコンプライアンス体制の充実に継続的に取り組む。また、同社に対する株主、顧客、ユーザー及び従業員等の各ステークホルダーからの信頼を確保し、説明責任を果たすことを目指す。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 大川 勇一郎) 《ST》
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時価総額 4,762百万円
スマホ向けアプリの運営等を手掛けるメディア事業が主力。電話占い等のプラットフォーム事業、メタバース事業等も。メディア事業は収益貢献のアプリ運用本数が増加。営業外収益増。23.12期通期は経常黒字転換。 記:2024/03/05