マーケット
7/4 15:15
40,913.65
+332.89
39,308.00
-23.85
暗号資産
FISCO BTC Index
7/5 0:18:22
9,279,228
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

アイ・エス・ビー---21年12月期は増収・2ケタ増益、主力2事業が堅調に推移し過去最高を更新

2022/2/15 13:31 FISCO
*13:31JST アイ・エス・ビー---21年12月期は増収・2ケタ増益、主力2事業が堅調に推移し過去最高を更新 アイ・エス・ビー<9702>は14日、2021年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.1%増の261.76億円、営業利益が同13.7%増の18.69億円、経常利益が同13.3%増の19.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.6%増の11.10億円となった。 情報サービス事業の売上高は前期比7.1%増の218.42億円、セグメント利益は同13.8%増の15.05億円となった。「モビリティソリューション」は、車載関連において半導体供給不足による影響を受けたものの、5G関連業務が堅調に推移し、既存ユーザーの受注拡大や、注力して取り組んだ新規ユーザーの獲得により、売上高は、前期に比べ増加した。「ビジネスインダストリーソリューション」は、一部、プライム案件の開発中止の影響を受けたが、医療クラウド関連の新規受注、既存ユーザーの業務拡大等で補い、売上高は、前期に比べ増加した。「エンタープライズソリューション」は、官庁・自治体向けシステムの受注が減少したが、金融やフィールドサービスの堅調な受注の結果、売上高は、前期に比べ増加した。「プロダクトソリューション」は、MDM(モバイルデバイス管理)サービス関連は、堅調に推移したが、医療遠隔画像のL-Share等は、コロナ禍による投資抑制の影響を受け、ライセンス販売の受注が伸び悩み、売上高は、前期に比べ減少した。利益面は、売上高の増加により、開発中止案件の影響や人材採用・育成に向けた経費、基幹システムの刷新による経費の増加を吸収し増益となった。 セキュリティシステム事業の売上高は前期比7.3%増の43.34億円、セグメント利益は同11.4%増の3.54億円となった。感染症による半導体不足の影響に対応するため、ユーザーから商品を確保する動きがみられ受注が増加した。建設キャリアアップシステム(CCUS)関連等、総じて好調に推移し、増収となった。利益面は、次期製品開発に向け増加した研究開発費やALLIGATEの基本機能向上と他システムとの連携に向けたバージョンアップ費用を、売上の増加により吸収し、増益となった。 2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の280.00億円、営業利益が同10.7%増の20.70億円、経常利益が同9.8%増の21.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.7%増の12.40億円を見込んでいる。 《YM》
関連銘柄 1件
9702 東証プライム
1,493
7/4 15:00
-20(%)
時価総額 17,004百万円
ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12