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ダイナムジャパンHD Research Memo(9):2022年3月期中間期の1株当たり配当金は2.4円を実施予定

2022/1/7 16:09 FISCO
*16:09JST ダイナムジャパンHD Research Memo(9):2022年3月期中間期の1株当たり配当金は2.4円を実施予定 ■株主還元 ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>は株主還元の重要性については高い意識を有している。同社が継続的に発展するためには株主価値向上が重要だとの認識が背景にある。このような考えのもと、安定した配当を出し続けることを基本方針としている。 2022年3月期中間期の1株当たり配当金は足元の収益状況に鑑みて2.4円とすることを決定した。なお、同社は2022年3月期中間期において自社株買い2,241百万円(21,195,400株、発行済み株式数の約2.8%)を実施している。 ■ESGの取り組み状況 1. ESG活動を通じて、持続的な成長と企業価値の最大化を目指す 環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)に関して、投資家を含むすべての信頼関係者(ステークホルダー)にとっての価値を高める取り組みを真摯に継続している。 「信頼と夢を育む百年の挑戦」という企業理念のもと、永続的に成長を達成するという理想を掲げて、ESG活動を展開している。E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の各カテゴリーにおいて、最新の国際ガイドラインや香港証券取引所上場規則に則った情報開示を行っている。なお、その詳細については、同社ホームページ及び「ESG Report 2021」で確認することができる。ESG投資が注目されるなか、投資家との対話ツールとして重要な役割を果たすことが期待される。 2. 環境への取り組み 同社グループは、地球環境問題は人類共通の課題であるとの認識のもと、事業を通じた環境保全に取り組み、環境負荷の低減を目指している。 気候変動やエネルギー消費、汚染などの地球環境問題は経済活動がその一因とされ、地球温暖化については国際的な目標も定められた。同社グループは、今後も安定して社会活動を継続していけるようにするために環境影響アセスメントを行い、エネルギー消費の適正化、循環型社会の実現、地域の住環境への配慮等を中心とした環境マネジメントを行っている。 3. 社会への取り組み 同社グループは、顧客、地域社会、取引先、従業員、株主・投資家といった、それぞれの信頼関係者に対する取り組みを通じて「社会的価値の向上」を目指す取り組みを行っている。 「パチンコ=日常の娯楽」に向けた顧客視点のサービス、「地域のインフラ」を標榜した活動、遊技機メーカーとのプライベートブランド機の開発、女性活躍推進を含む人材育成、さらに投資家への説明会の実施など、「社会的価値の向上」に向けて多様な取り組みを行っている。 4. ガバナンスへの取り組み 同社グループのコーポレートガバナンスに関する最新の取り組みは、「Annual Report 2021」に詳細が記載されている。同社グループホームページからも閲覧できる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》