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デリカフHD Research Memo(5):自己資本比率の低下傾向続くも、営業キャッシュ・フローはプラスに転じる

2022/1/5 16:15 FISCO
*16:15JST デリカフHD Research Memo(5):自己資本比率の低下傾向続くも、営業キャッシュ・フローはプラスに転じる ■デリカフーズホールディングス<3392>の業績動向 2. 財務状況と経営指標 2022年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比774百万円減少の21,858百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が460百万円、売掛金が58百万円それぞれ減少した。固定資産では有形固定資産が78百万円、投資その他の資産が34百万円それぞれ減少した。 負債合計は前期末比46百万円増加の15,562百万円となった。有利子負債が189百万円減少した一方で、買掛金が202百万円増加した。純資産合計は同820百万円減少の6,295百万円となった。配当金支出と親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により、利益剰余金が841百万円減少した。 経営指標を見ると、自己資本比率は純資産の減少により前期末比2.6ポイント低下の28.8%、有利子負債比率は同17.2ポイント上昇の171.8%となり、期間収益の損失が続いたことにより財務体質はやや悪化している。一方で、2022年3月期第2四半期累計の営業キャッシュ・フローについては248百万円のプラスに転じている。まだ、投資活動によるキャッシュ・フローを賄うまでの回復には至っていないものの、前年同期の水準から比較すると大きく改善した状況となっている。ただ、2022年3月期からスタートしている第四次中期経営計画では複数の拠点開設を計画しており、旺盛な資金需要に対応していくための財務戦略の検討が今後の課題と言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25