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テクマト Research Memo(5):2022年3月期第2四半期累計業績は会社計画を上回って着地
2021/12/27 15:45
FISCO
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*15:45JST テクマト Research Memo(5):2022年3月期第2四半期累計業績は会社計画を上回って着地 ■業績動向 1. 2022年3月期第2四半期累計業績の概要 テクマトリックス<
3762
>の2022年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上収益で前年同期比10.3%増の16,146百万円、営業利益で同3.6%減の1,601百万円、経常利益で同3.6%減の1,599百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益で同4.9%減の1,045百万円と増収減益となったものの、会社計画に対してはいずれも上回って着地した。また、情報基盤事業を中心に受注高は同24.3%増の21,392百万円と大きく伸長し、第2四半期末の受注残高も同37.2%増の35,441百万円と過去最高水準に積み上がっている。 売上総利益率は販売構成比の変化により前年同期の36.4%から34.3%に低下したが、金額ベースでは3.9%増益となった。このため販管費の増加が営業利益の減益要因となったが、主には前年同期に新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)で減少していた販売促進費の増加と、人員増に伴う人件費の増加が要因となっている。 なお、受注残高が大きく積み上がっている要因として、情報基盤事業において3~5年の長期契約案件が前期以降、顕著に増加していることが挙げられる。単体ベースの受注残高で見ると当第2四半期末は前年同期比50.2%増の29,021百万円となったが、このうち1年後以降に売上計上される金額の比率は46.1%に達している。とは言え、1年以内に売上計上される案件の受注残高も前年同期比37.4%増の15,632百万円となっており、下期以降の売上見通しについても明るいと言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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