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プロパスト---1Q減収なるも、バリューアップ事業が好調に推移

2021/10/12 12:06 FISCO
*12:06JST プロパスト---1Q減収なるも、バリューアップ事業が好調に推移 プロパスト<3236>は11日、2022年5月期第1四半期(21年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比27.0%減の62.43億円、営業利益が同5.4%減の10.26億円、経常利益が同7.3%減の9.26億円、四半期純利益が同9.4%減の6.36億円となった。 分譲開発事業の売上高は前年同期比27.5%減の2.20億円、セグメント利益は同49.8%減の0.13億円となった。分譲開発事業では、プルームヌーベル武蔵野(東京都武蔵野市)の販売を実施した。なお、販売物件がこのプロジェクトのみにとどまる中で、当第1四半期においては販売を開始した前年同期と比較して、販売ペースが若干鈍化した。 賃貸開発事業の売上高は前年同期比38.3%減の44.69億円、セグメント利益は同11.5%減の10.80億円となった。首都圏を中心に用地取得から小規模賃貸マンション建築・販売まで行っており、西池袋2プロジェクト、日本橋浜町2プロジェクト及び中目黒プロジェクト等の6物件を売却した。前年同期に複数の大型物件を販売した反動に加えて、物件売却が順調に進んだことにより保有する竣工済物件数も限られたことを受けて売却物件数が減少した。 バリューアップ事業の売上高は前年同期比53.0%増の15.53億円、セグメント利益は同124.2%増の1.96億円となった。バリューアップ事業では、中古の収益ビルをバリューアップした上で売却しており、白金5プロジェクト、世田谷2プロジェクト及び世田谷3プロジェクトの3物件を売却した。収益性の高いエリアでの物件売却が進められ大幅な増収増益となった。 2022年5月期通期の業績予想については、売上高は前期比7.8%増の203.64億円、営業利益は同15.0%減の14.57億円、経常利益は同24.5%減の9.80億円、当期純利益は同24.3%減の6.96億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業を展開する総合不動産ディベロッパー。首都圏マンション市場で事業展開。企画力、デザイン力が強み。駅近など利便性の高いレジデンス用物件を中心に仕入れを行う。 記:2024/10/25