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デリカフーズホールディングス---1Qは2ケタ増収、新中経「Transformation 2024」にもとづき施策を展開

2021/8/12 11:28 FISCO
*11:28JST デリカフーズホールディングス---1Qは2ケタ増収、新中経「Transformation 2024」にもとづき施策を展開 デリカフーズホールディングス<3392>は11日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比57.1%増の85.78億円、営業損失が2.82億円(前年同期は10.58億円の損失)、経常損失が2.19億円(同7.55億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.22億円(同6.00億円の損失)となった。 同社グループにおいては、従業員や顧客等の安全確保継続を最優先事項としつつ、仕入・在庫の厳格管理、廃棄ロスの徹底削減、物流ルートの再編、時間外労務費の縮小等、徹底した効率化を実施して損益分岐点の低減に努めた。またテイクアウト、ドライブスルー、宅配・デリバリー、専門店等のコロナ禍に強い業態への販売に加え、スーパー・量販店、コンビニ、給食事業、宅配事業等の業態へも積極的に営業を展開することで販売チャネルを拡大し、新規・深耕の獲得に注力した。さらには、新規事業である消費者向け直接販売事業の拡充も推し進めた。 2021年5月には、強みを生かしながら、従前の延長線上にない新たなビジネスモデルを構築するため新中期経営計画「Transformation 2024」を発表した。計画の基本方針「事業ポートフォリオの変革」「青果物流通インフラの構築」「サスティナビリティ経営の推進」を実現すべく、具体的な施策展開をスタートさせた。また、合弁会社・青果日和研究所での「青果日和」ブランドによるeコマースビジネスやミールキット製造販売等の新規事業の本格展開とあわせ、アフターコロナのマーケット環境に適応するために、しっかりと体制準備を進めていくとしている。 2022年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による事業環境の変化による影響に鑑みレンジ形式で開示しており、売上高が前期比10.3%増~16.6%増の350.00億円~370.00億円、営業利益が0.60億円~4.60億円、経常利益が1.00億円~5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.80億円~4.50億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25