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クリーク・アンド・リバー社---1Qは2ケタ増収増益、四半期として過去最高を更新

2021/7/9 12:13 FISCO
*12:13JST クリーク・アンド・リバー社---1Qは2ケタ増収増益、四半期として過去最高を更新 クリーク・アンド・リバー社<4763>は8日、2022年2月期第1四半期(21年3-月5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.7%増の105.99億円、営業利益が同17.3%増の12.30億円、経常利益が同17.3%増の12.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.1%増の8.81億円となった。 クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比14.2%増の71.66億円、セグメント利益は同20.6%増の6.58億円となった。映像・TV・映像技術関連分野は、TV局各局の番組制作需要を的確に捉えて制作スタッフの派遣事業が伸長している他、社内制作スタジオを中心にコンテンツの企画・制作力を強化している。動画配信サービスは、YouTubeクリエイターによりアップロードされた動画の月間総再生回数が7億回(2021年5月末)超と順調に増加している他、企業やTV番組のYouTubeチャンネルの運用受託が増加している。ゲーム分野は、制作スタジオでの制作受託や、IP(知的財産)を活用した自社開発を推進している。Web分野は、Webクリエイター及びデジタルマーケティング領域におけるデータサイエンティスト等のネットワーク拡充をはかっている。出版分野では、Amazon Kindle等の電子書店に取次を行なう電子書籍取次において、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う外出自粛要請による巣籠需要も手伝い、配信数、ダウンロード数が引き続き順調に増加している。建築分野では、一級建築士の紹介及びBIM技術者の派遣を行なうエージェンシー事業が堅調に成長している。 クリエイティブ分野(韓国)の売上高は前年同期比4.0%増の8.95億円、セグメント利益は0.01億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。韓国のTV業界で多くの映像プロフェッショナルの派遣実績を誇る他、出版分野等において同社との連携を高め、映像分野以外への進出、ライツマネジメント事業の強化等により、収益の向上をはかっていくとしている。 医療分野の売上高は前年同期比12.3%増の14.73億円、セグメント利益は同17.2%増の5.56億円となった。医師の紹介事業は、全国各地での慢性的な人材不足、地域的偏在、新型コロナウイルス感染症等を背景に医師へのニーズは引き続き高く推移している。なお、新型コロナウイルス感染症により引き続き「レジナビFair」の開催は困難な状況だが、オンラインにて開催する環境を整え、研修医・医学生や医療機関に貢献し、収益へと繋げている。 会計・法曹分野の売上高は前年同期比4.9%減の5.16億円、セグメント利益は同72.2%減の0.18億円となった。両領域とも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人材紹介事業において前年より引き続きクライアントの採用選考が著しく遅延、並びに管理部門を中心に採用計画の見直し等が生じている。 その他の事業の売上高は前年同期比10.3%増の5.47億円、セグメント損失は0.07億円(前年同期は0.37億円の損失)となった。IT分野は、エンジニアに対するニーズは引き続き旺盛で優秀な人材の確保を積極的に進めている。ファッション分野は、オンラインを活用した接客やライブコマースを導入する等、新たな収益機会を獲得するためのサービス確立に取り組んでいる。人材メディア事業は、前期に広告業界の求人サイトから、市場ニーズに合わせてリニューアルしたWeb・IT・AI業界の総合求人サイト「DXキャリア」の業容を拡大している。 2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.2%増の400.00億円、営業利益が同16.4%増の28.50億円、経常利益が同14.7%増の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%増の17.50億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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TV業界などにプロフェッショナルやクリエイターを紹介・派遣。VRやAI関連にも進出。医療やITも定評。クリエイティブ分野(日本)は堅調。医療分野は売上増。24.2期3Q売上高、営業利益は過去最高。 記:2024/02/25