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大幸薬品---1Q売上32.71億円、感染管理事業は需要低迷により販売が低水準

2021/5/10 12:17 FISCO
*12:17JST 大幸薬品---1Q売上32.71億円、感染管理事業は需要低迷により販売が低水準 大幸薬品<4574>は7日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が32.71億円、営業損失が1.90億円、経常損失が2.32億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.47億円となった。前連結会計年度は決算期変更の経過期間となるため、対前年同期増減率については記載していない。 医薬品事業の売上高は9.00億円、セグメント利益は2.87億円となった。消費者の外出自粛やインバウンド需要消失の状況において、前期から変化は乏しく、主力の「正露丸」「セイロガン糖衣A」は低調な状態が続き、国内向けの売上高は5.96億円となった。海外向けの売上高についても、国内と同様に前期から大きな変化はなく、現地での需要は低水準のまま推移し、3.03億円となった。 感染管理事業の売上高は23.68億円、セグメント損失は0.97億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束しておらず、消費者の衛生管理意識は前期からの高い状態のまま続いている。一方、新型コロナウイルス流行の長期化による不安度の鈍化や、ワクチン接種が始まったこと等から、昨年同時期に発生した突発的な需要はすでに消失しており、当第1四半期における除菌関連製品の流通在庫は過多の状態で推移した。これらの影響によって国内一般用製品については、前期の需要急増に対して、当第1四半期の反動減は想定より大きいものとなっている。海外向けについては、新規チャネルの開拓を積極的に行ってきたが、主要国(中国、台湾)の流通在庫が日本国内の状況と同様に高い水準にあり、新たな需要促進が進まなかった。 2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が220.00億円、営業利益が45.00億円、経常利益が44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が31.00億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01