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エスプール Research Memo(3):ビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業の2事業を展開(2)

2021/2/10 15:13 FISCO
*15:13JST エスプール Research Memo(3):ビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業の2事業を展開(2) ■事業概要 (3) 採用支援サービス 2016年にエスプール本体で開始した採用支援サービスでは、外食業界や小売・宅配業界向けを中心にアルバイト・パート等の採用支援サービス「OMUSUBI(オムスビ)」を提供している。2019年12月に同事業をさらに拡大していくため、(株)エスプールリンクを子会社として新設し事業移管している。2017年10月からツナグ・ソリューションズ(現 ツナググループ・ホールディングス<6551>)と業務提携しており、主に求人募集代行業務を(株)ツナグ・ソリューションズが行い、エスプール<2471>がコールセンターによる応募受付代行サービスを担当している。 飲食店などのアルバイト面接などに関わるプロセスを代行し、成果報酬型(面接設定件数×料金)とすることで、顧客企業は従来よりも求人広告費の削減と採用効率の向上が実現可能となる。2020年11月末で顧客企業数は91社、応募受付件数は月平均4.5万件となっており、これを同社のコールセンター5拠点(北海道1拠点、青森県1拠点、宮崎県2拠点、徳島県1拠点)、約100人のオペレーターで対応している。売上高は成果報酬型となり、1件の面接設定で1~1.5千円となる。このため、オペレーター人員が同じであれば面接設定件数が増加した分だけ利益も増えることになる。 (4) セールスサポートサービス 子会社の(株)エスプールセールスサポートで展開するセールスサポートサービスは、クレジットカードや宅配水などの販売促進を商業施設で行う対面型販売促進支援業務や、メーカー担当者に代わって小売店を巡回するマーチャンダイジング業務、各種キャンペーンやプロモーションの運営サポート業務などを行っている。 (5) 環境経営支援サービス 2020年6月に株式取得(出資比率70%)により子会社化したブルードットグリーンの事業となる。カーボン・オフセット支援のためのコンサルティングサービスやCO2排出量算定、各種クレジット(排出権)の仲介サービスなどを展開している。現在、売上高の約9割はクレジットの仲介サービスとなっているが、今後はカーボン・ニュートラルを目指す政府方針によって、ニーズ増大が見込まれるCO2排出削減プログラムの策定などコンサルティングサービスに注力していく方針となっている。人員は子会社化時点で10名弱だったが、直近ではエスプール本体から営業人員を出向させ15名程度に増員している。 (6) 新規事業 新規事業としてエスプール本体で、上場企業等の役員クラス経験者や専門知識を有する有資格者等の人材を、中小企業やベンチャー企業向けに派遣または紹介するプロフェッショナル人材バンクサービスを展開している。 2. 人材ソリューション事業 人材ソリューション事業は、人材アウトソーシングサービスを主力とする子会社の(株)エスプールヒューマンソリューションズで展開している。主にコールセンター業務や携帯電話、家電製品等の店頭販売支援業務の人材派遣サービスを行っている。2020年11月期の売上構成比では、コールセンター業務が約80%、店頭販売支援業務が約14%となり、残りがその他の派遣サービス(主に介護関連スタッフの派遣)となる。 北海道から沖縄まで主要都市に事業所を18拠点開設している。コールセンター業務に関する主要顧客は、ベルシステム24ホールディングス<6183>、りらいあコミュニケーションズ<4708>、トランスコスモス<9715>などが挙げられ、また、店頭販売支援業務ではコネクシオ<9422>やティーガイア<3738>などの大手携帯電話販売代理店、ヤマダホールディングス<9831>やビックカメラ<3048>などの大手家電量販店が主要顧客となっている。 なお、同社グループは2020年11月時点では連結子会社6社で構成されており、エスプール本体は持ち株会社及び新規事業開発の機能を担っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 9件
2471 東証プライム
304
4/26 15:00
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時価総額 24,018百万円
人材派遣や人材アウトソーシング、プロフェッショナル人材活用、障がい者雇用支援、行政BPO等を手掛ける。ビジネスソリューション事業は増収。障がい者雇用支援サービスが伸びる。24.11期1Qは2桁最終増益。 記:2024/04/17
3048 東証プライム
1,479
4/26 15:00
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時価総額 278,268百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売も。傘下に郊外型「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」。パソコン本体は伸び悩むが、携帯電話や理美容家電、カメラ等は売上増。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/04
3738 東証プライム
2,097
4/26 15:00
-3(%)
時価総額 117,587百万円
携帯販売代理店で国内最大。光回線やクオカードの販売も。24.3期上期は回線契約数減少で受取手数料が足踏み。インボイス対応費用なども利益の重石。ただ携帯販売店の来客数が回復傾向に。通期では増収増益を見込む。 記:2024/01/17
1,463
7/26 15:00
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時価総額 94,858百万円
コールセンター大手。コールセンターやメールを通して、顧客企業にカスタマーサービス、マーケティング支援、市場調査、販促活動などを提供。公益関連や官公庁と取引実績。バックオフィス事業好調で、23.3期は増収。 記:2023/05/26
1,559
4/26 15:00
+2(%)
時価総額 114,923百万円
コールセンター大手。カスタマーサポートやセールスサポート、BPO業務などCRM事業が主力。筆頭株主の伊藤忠商事からの送客に強み。人材・教育やキャッシュレス決済に注力。コロナ対策業務一巡で3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
672
4/26 15:00
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時価総額 5,795百万円
人材採用サービス会社。人材アウトソーシングに加え、採用メディアの開発、提供、流通領域の人材派遣などを展開。エッセンシャルワーカー採用に注力。人手不足に対する顧客ニーズを取入れ、1Qは増収・各利益急伸。 記:2024/02/22
9422 東証プライム
1,912
3/16 15:00
+5(%)
時価総額 85,539百万円
モバイルショップを運営。大手キャリア認定ショップを手掛ける。携帯販売代理店業界で国内2位。ほけんの窓口も事業領域。23.3期3Qは法人事業が増益。Mobile WorkPlaceの大口契約獲得等が寄与。 記:2023/02/08
9715 東証プライム
3,385
4/26 15:00
+50(%)
時価総額 165,168百万円
大手アウトソーシング会社。デジタルマーケティングやECに加え、コンタクトセンターや企業の業務支援などを展開。アウトソーシングサービスの多様性に定評。コロナ関連業務の反動減もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9831 東証プライム
448.6
4/26 15:00
-1.4(%)
時価総額 433,684百万円
家電量販店国内トップ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで住宅や環境領域を拡大。金融サービスも。24.3期3Q累計は家電の巣籠もり需要が一巡。暖冬で季節家電も振るわず。資材高に伴う住宅の採算低下も重石に。 記:2024/04/11