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フォーバル Research Memo(4):フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループが柱(2)

2020/12/25 15:14 FISCO
*15:14JST フォーバル Research Memo(4):フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループが柱(2) ■フォーバル<8275>の事業概要 5. その他の事業グループ(人材・教育分野) 人材・教育分野の強化のため、通信教育事業、書籍の出版・販売事業を手掛けるアイテック(2013年10月に子会社化)と、IT分野のエンジニア及び管理者の育成、東南アジアにおける現地幹部候補・留学生の人材紹介・派遣などの事業を行う(株)クリエーティブソリューションズが合併し、新会社としてアイテックが2018年4月に発足した。旧アイテックは情報処理技術者や個人情報保護士の養成を得意とし、eラーニングでのサービス提供ができる強みがあり、クリエーティブソリューションズは大手通信会社などを顧客に持ち、安定した需要が特長である。2020年6月には、システム企画・設計を得意とする(株)カエルネットワークスがフォーバルの完全子会社となった。コロナ禍においては集合研修サービスが打撃を受けているが、IT人材の派遣やシステム企画・開発は成長を続けている。 6. 海外事業 現在は、インドネシア、カンボジア、ベトナム、ミャンマーに拠点を置き、グローバルアイコンサービス、レンタル工場などを運営している。グローバルアイコンサービスでは、進出前の情報提供、海外進出FS支援、現地法人設立支援から、進出後の人材支援、バックオフィス業務支援、OA・ネットワーク・ITサポートまで全方位のサポートサービスを提供している。4ヶ国に海外従業員169名が従事している(2020年9月末現在)。 同社は、全国で数多くの金融機関及び税理士法人等とアライアンスを組み、海外進出のポテンシャルのある顧客企業を開拓している。自治体・官公庁、JICAとの連携にも力を入れており、2019年3月期にはビジネスマッチングや調査など20以上のプロジェクトを行っている。海外での人材採用・教育については、同社創設者であり現会長の大久保氏が理事長を務めている非営利で民間の教育支援団体である公益財団法人CIESF(シーセフ)との連携により、日系企業の社員研修の受託では延べ10,000名以上の教育実績がある。 2020年5月から同社は、ソフトバンク(株)のグループ会社で日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」を提供するumamill(株)および地銀複数行と提携し、地域の食品関連事業者の海外販路拡大を支援している。umamillは、日本の食品関連事業者と海外の食品バイヤーをつなぎ、食品の輸出における法律面の確認や必要な手続き、サンプル品の輸送、商談、商品輸送の代行、商品ごとの需要調査、販路開拓の支援を行うプラットフォーム。輸出に関心を持つ地域の食品関連事業者はumamillを活用し海外の食品バイヤーにサンプル品を届けることが可能となる。また、その後の現地での商品プロモーションやサンプル品のフィードバック、商品評価に基づく改善策の提案、ならびに実際の商談設定等を同社がワンストップでサポートする。食品関連の中小企業は、コロナの影響で打撃を受けた企業も多く、食品の輸出に必要な知見や人材などが不足する傾向にあるためだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《ST》
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時価総額 41,655百万円
IP統合システムや情報セキュリティなどの情報通信コンサルティング、経営コンサルティングを手掛ける。中小・小規模企業などが顧客。可視化伴走型経営支援は自治体案件などが拡大。M&A活用で事業拡大図る。 記:2024/06/17