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オプティム Research Memo(2):2021年3月期第2四半期累計は増収・大幅増益、通期は過去最高益予想(2)

2020/12/23 15:12 FISCO
*15:12JST オプティム Research Memo(2):2021年3月期第2四半期累計は増収・大幅増益、通期は過去最高益予想(2) ■要約 4. 成長戦略・トピックス 建設×ITとしては、LiDAR※センサー付きタブレットで土構造物等の測量対象物をスキャンするだけで、高精度な3次元データが取得できるアプリケーション「OPTiM Land Scan」の提供を世界に先駆けて開始した。これは、ドローンやレーザースキャナなどの利用が難しい小規模現場での利用が想定され、従来の光波測量と比較すると、測量時間を最大6割削減することがきる。また、測量には専門知識は不要で、一人で手軽に測量を行うことが可能であるため、人手不足や技術者不足解消に役立つ。また、農業×ITとしては、農林水産省と連携し、空の産業革命レベル3(無人地帯での目視外飛行のこと)を実現する、補助者なし目視外飛行の実証実験を、2020年8月に佐賀県杵島郡白石町にて実施し成功した。農業分野において、現場の人手不足が深刻な問題となっており、ドローンの補助者なし目視外飛行を活用することは、農作業の省力化や生産性の向上等の観点から喫緊の課題となっている。オプティム<3694>は、農林水産省の「農業用ドローンの普及拡大にむけた官民協議会」による「農業分野における補助者なし目視外飛行実証プロジェクト」に参画し、日本の農業分野で初の事例として実証を行った。使用された固定翼ドローン「OPTiM Hawk」は同社が開発した純国産固定翼ドローンであり、航続距離100km以上、滞空時間1時間以上が可能であり、広域、長時間のデジタルスキャンを実現する。同社と佐賀県白石町は、ドローンによるデータを活用し作付け確認の取り組みを実施した結果、約96%の作業効率化を実現した。 ※ ライダー、Light Detection and Rangingの略。レーザー光を使い、対象物までの距離や位置、形状を正確に検知できるセンサー技術の一種 ■Key Points ・技術やビジネスモデルにおける6つの強みが、高い企業価値の源泉。MDM市場及びAIソリューション市場(4部門)でシェアNo.1 ・2021年3月期第2四半期累計業績は増収・大幅増益。コロナ禍でのDX推進需要の影響で主力のOptimal Bizライセンスが伸長 ・2021年3月期は創業来21年連続増収及び大幅増益予想 ・建設×ITでは「OPTiM Land Scan」β版を提供開始。農業×ITでは国内初となる、空の産業革命レベル3を実現 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YM》
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