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新興市場銘柄ダイジェスト:日本コークスは大幅続伸、Gunosyが急落

2020/10/20 16:35 FISCO
*16:35JST 新興市場銘柄ダイジェスト:日本コークスは大幅続伸、Gunosyが急落 <6047> Gunosy 808 -100 急落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も800円から630円に引き下げている。第1四半期の月間アクティブユーザー数が2四半期連続で減少していることを評価引き下げの背景としている。大手媒体との比較で売上回復には時間が掛かるとみており、21年5月期の会社計画は下限値の達成も難しいとしているようだ。 <3315> 日本コークス 71 +7 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の11億円から14億円に増額、前年同期は0.2億円の赤字であった。製品市況の堅調推移によって、コークス事業の業績が上振れのもよう。第1四半期は4億円の赤字で、前年同期比13.3億円の損益悪化と低調なスタートであったことから、業績上振れにはインパクトも強まる形とみられる。 <9790> 福井コンピ 3465 +305 急伸。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを4500円としている。建設業界における熟練技能工の減少が続くなか、人手不足によるICTの活用はさらに広がるとみており、建設デジタル市場の拡大に伴う成長ポテンシャルに期待としているようだ。22年3月期以降は2ケタの利益成長回帰を予想している。また、5Gを機に、VRを活用した物件の内覧、遠隔施工など新技術の実用化にも期待と。 <4367> 広栄化学 3415 +175 大幅反発。熱硬化型ウレタンを80度の低温で硬化できる触媒とブロックイソシアネートを開発したと一部で報じられている。この温度領域の実現は世界初とみられ、低耐熱の樹脂が基材の用途にも適用できるほか、塗装ラインの省エネ化や工程短縮化にもつながると期待されているようだ。自動車塗装で注目されている鋼板と樹脂部品の一体塗装への展開も視野に入れているもようで、将来的な業容拡大への期待が高まる形に。 <1878> 大東建 9719 +439 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の400億円から515億円、前年同期比14.2%減にまで増額。工事の進捗が想定以上に進んでいるほか、営業活動の一部自粛などによる販売管理費の未消化などもプラスに寄与したようだ。第1四半期が同15.3%減であったため、大きなサプライズはないものの、相対的な株価の出遅れ感の強さから、見直しの動きが優勢に。 <5929> 三和HD 1212 +24 続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の51億円から95億円、前年同期比14.1%減にまで引き上げへ。第2四半期においては新型コロナの影響による落ち込みが想定より軽微にとどまったもよう。第1四半期の営業利益は前期比半減と大きく落ち込んでいたため、業績の底打ち感が認識される形となっている。高値もみ合い上放れによるショートカバーなども優勢に。 <6495> 宮入バル 139 +12 急伸。インターバルブテクノロジー、及びその中国合弁企業と業務提携に関わる基本合意書を締結したと発表している。インターバルブは化学プラント向けバルブの製造・販売を中核事業としており、中国合弁企業は半導体製造装置用バルブを手掛けている。3社の事業領域が地域的および製品分野的に重複しておらず、補完関係は大きいとの評価が先行しているもよう。株価の値頃感の強さを妙味に短期資金の値幅取り商いが集まる展開に。 <7191> イントラスト 1040 +61 大幅続伸。前日に業績予想の修正を発表、上半期営業利益は従来の5億円から5.7億円に、通期では11億円から11.7億円に上方修正。貸倒費用、リモートワークの推進などによる人件費や通信費の抑制が収益の上乗せ要因となった。年間配当金も10円から10.5円に引き上げている。一方、株主優待は2000円分のバリュースターモールで利用できるオンラインクーポンから500円相当のクオカードに変更しているが、マイナス視はされていない。 <5741> UACJ 1729 +68 大幅続伸。2022年をめどにアルミ板の世界生産能力を19年比4割増加させると報じられている。タイ工場に390億円を投じ生産能力を増強するようだ。東南アジアなどでは人口増加や経済成長に伴ってアルコール飲料の消費も増え、アルミ缶材の需要が高まっているもよう。また、環境意識の高まりを受けて、プラスチック素材のペットボトルからの切り替えという「特需」も需要の追い風となっているようだ。業容拡大への直結を期待する流れに。 <6502> 東芝 2939 +119 大幅続伸。韓国半導体大手のSKハイニックスが米インテルの半導体メモリー事業を買収すると発表している。インテルの同事業はNAND型フラッシュメモリーでの市場シェア6位とされている。買収額は約90億ドル(約9500億円)と伝わっていることで、一旦上場が延期されたキオクシアHDの企業価値の高まりが意識される状況になっているとみられる。キオクシアは同市場で現在第2位のシェアとなっている。 《ST》
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1878 東証プライム
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時価総額 1,127,170百万円
土地所有者に賃貸住宅を提案。企画から建築、仲介、管理までを一貫展開。一括借上の賃貸経営受託に強み。24.3期3Q累計は一括借上の入居率が低下。だが建設工事の完工・受注が増えて増収増益に。配当性向5割目安。 記:2024/02/08
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時価総額 38,701百万円
資源メーカー。製鉄や金属精錬に必要なコークスの大手。石炭の輸入販売や資源リサイクル、粉粒体機器の開発、販売も。コークス事業は損益改善。燃料・資源リサイクル事業は収益堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/15
4367 東証スタンダード
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医薬・農薬中間体や有機金属触媒などを製造・販売。含窒素化合物に強み。住友化学傘下。24.3期3Q累計は海外向け医薬・農薬中間体が堅調。だが好採算の触媒関連製品や電子材料の回復遅延。償却費増も利益の重石に。 記:2024/03/11
5741 東証プライム
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時価総額 233,908百万円
アルミニウムメーカー。アルミニウム圧延品の国内シェアトップ。アルミニウム板製品の生産能力は世界トップクラス。アルミ圧延品事業は収益伸長。販売数量は伸び悩むが、価格改定が寄与。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/22
5929 東証プライム
2,603
5/2 15:00
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時価総額 601,293百万円
国内最大のシャッター・ドアメーカー。軽量シャッターやガレージドアに強み。M&Aで欧米拡大。24.3期3Q累計は再開発案件や工場建設を追い風に国内が好調。米国の採算改善も利益に効く。通期連続最高業績を計画。 記:2024/03/09
6047 東証プライム
751
5/2 15:00
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時価総額 18,203百万円
スマホ向けニュースアプリ「グノシー」を運営。他社メディア向け広告配信や女性向け「ルクラ」等も展開。生成AIサービス「ウデキキ」の本格展開進める。営業外費用の減少等により、24.5期2Qは経常損益改善。 記:2024/02/02
6495 東証スタンダード
120
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時価総額 5,862百万円
LPG容器バルブメーカー。エネルギーガス中心のガス制御バルブや機器類を手掛け、高圧ガス取扱技術と超低温素材技術に定評。低温弁事業に注力。バルク付属機器や車載用の好調と原価改善効果で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/23
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7191 東証スタンダード
847
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+12(%)
時価総額 18,939百万円
不動産管理会社向け家賃債務保証サービスを展開。医療・介護・養育費などの保証サービスも手掛ける。保証事業は売上好調。家賃債務保証の成長が寄与。傷害保険付き介護費用保証等も堅調。24.3期3Qは業績堅調。 記:2024/02/10
2,485
5/2 15:00
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時価総額 51,440百万円
建築や測量専用CADの最大手。住宅や測量・土木向け3DCADが主力。道路や河川などインフラに実績。選挙の出口調査システムも。建設インフラ事業の寄与等で測量土木システム事業は堅調。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/15