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クリーク・アンド・リバー社---2Qも2ケタ増収増益、主力のクリエイティブ分野(日本)が好調に推移
2020/10/9 10:43
FISCO
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*10:43JST クリーク・アンド・リバー社---2Qも2ケタ増収増益、主力のクリエイティブ分野(日本)が好調に推移 クリーク・アンド・リバー社<
4763
>は8日、2021年2月期第2四半期(20年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.8%増の184.54億円、営業利益が同15.0%増の14.55億円、経常利益が同16.3%増の14.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.1%増の9.66億円となった。 クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比4.7%増の124.70億円、セグメント利益は同53.1%増の8.17億円となった。 映像・TV・映像技術関連分野は、制作スタジオを中心にTV番組の企画・制作力を強化し、地上波及びBS番組の需要増に対応し、動画配信サービスへの取り組みを積極的に推進している。また、自社の求人情報サイト「映像しごと.com」からの登録も着実に伸長している。YouTubeを中心に活動する動画クリエイターをサポートするMCN「The Online Creators (OC)」では、YouTuberによりアップロードされた動画の再生回数が順調に増加している。 出版分野では、複数の電子書店に対し同社が取次を行なう電子書籍取次において、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う外出自粛要請による巣籠り需要も手伝い、配信数、ダウンロードが引き続き順調に増加している。 建築分野では、一級建築士の紹介及びBIM技術者の派遣を行なうエージェンシー事業が堅調に成長している。 クリエイティブ分野(韓国)の売上高は16.74億円(前年同期は0.15億円)、セグメント損失は0.15億円(同0.60億円の損失)となった。TV局へのエージェンシー事業を展開するCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.の資本構成を見直し、連結子会社へと位置付けを変更した。今後、同社との連携を高め、漫画等の電子配信事業等にて収益の多様化をはかるとしている。 医療分野の売上高は前年同期比10.0%減の23.02億円、セグメント利益は同11.1%減の6.66億円となった。 医師の紹介事業は、全国各地での慢性的な医師不足、地域的偏在を背景に医師へのニーズは引き続き高水準であり、前年の売上高、営業利益を上回って推移した。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医学生・研修医を対象とした「レジナビフェア」の全国各地での開催を中止せざるを得ず、オンライン開催を急速に推進したが、業績に大きなマイナス影響を与えた。 会計・法曹分野の売上高は前年同期比3.3%減の10.10億円、セグメント利益は同37.9%減の0.66億円となった。会計・法曹両領域とも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、クライアントからのオーダーの減少や採用選考の進捗に著しい遅延が発生した。 その他の事業の売上高は前年同期比2.2%減の10.49億円、セグメント損失は0.82億円(前年同期は0.60億円の損失)となった。ファッション分野におけるエージェンシー事業や中国でのVRゴーグルの生産において新型コロナウイルスの影響を受けた。 2021年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.4%増の400.00億円、営業利益が同24.8%増の26.00億円、経常利益が同23.6%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.7%増の16.00億円とする期初計画を据え置いている。 なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響については、現時点で数値化することが困難であるため、本業績予想には織り込んでいない。しかし、当第2四半期累計期間においてはグループ全体でその影響を吸収し、現時点においては業績予想を修正するまでの事象は生じていないとしている。 《ST》
関連銘柄 1件
4763 東証プライム
クリーク・アンド・リバー社
1,580
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 36,354百万円
映像やゲームなどクリエイティブ分野で企画・制作を行うクリエイターのプロデュース、エージェンシー事業が主力。医療分野、会計・法曹分野等でも事業展開。配当性向30%水準目安。新規サービスの創出等に注力。 記:2024/07/08
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